二度目のドイツ出張 ウルム その2 [ドイツ出張]
大聖堂を下りた後は街散策へ。
ごらんのように、ドイツ(というよりヨーロッパ)の日曜日は、店もほとんど閉まっていて、閑散としている。
ドナウ川の手前の「漁師の一角(Fischer Viertel)」と呼ばれる地区に今にも崩れそうな傾いた家(Schiefes Haus)が。
1433年に建てられたそうだが、現在は内部が近代的に改装され、ホテルとして営業しているそうだ。
この傾きは、長い年月をかけてのものか狙ったものなのかは不明。
街を流れる「美しき蒼きドナウ」。
思っていたよりも小さく「普通の川」というのが正直な感想。
この建物は、「地球の歩き方」によると、肉屋の塔(Metzgerturm)という名前だそう。
それ以上のことは書いてなく、中に入ることもできなかったので、なんなのかが気になる。
なんてったって、「肉屋の塔」ですから。
もうひとつ、アインシュタインのモニュメントがあるという、アインシュタインの泉(Einstein-Brunnen)へと向かう。
この辺りだと思ってうろうろしていると、日本の古典的ギャグ漫画に出てくるかのような、ウン○みたいな怪しげなモニュメントが。
もしやと思って反対側に回ってみると...
いた!アインシュタイン博士が。
それにしてもこれは...巻貝なのはわかるが、やっぱり見方によってはばっちいものにも見えちゃうわけで。
この街での博士の扱いは、こんなのばかりですか?
ウルムの街には、ところどころに鳥のモニュメントが。
すべて木の棒みたいなのを加えていて、何か特別な意味がありそう。
小さな街をグルッと見た後は、近くの小高い丘の上にあるヴィルヘルム城を目指す。
残念、閉まってた。
振り返ると、どこかで見たような、スーパーマリオの塔を発見。
これは上らねば。
ここからはウルムの街がきれいに見下ろせる...はずだったのだが、木が邪魔でよく見えない。
特に、肝心の大聖堂にかぶっているし。
日曜日だったということもあり、ウルムの街は静かで、大聖堂を除けば、地味な印象で終わってしまった。
ここに行くからには、とにかく世界一の高さの大聖堂、これに尽きる。
ドナウ川、私ももっと広いのかと思ってました。
でも、夏ならここでゆっくりランチボックス、
な気分になりそうなところですね。
by haru (2009-03-06 21:35)
傾いた家はもうすでに経年を考えるとなんとか持ちこたえているという
感じですね、イギリスにも傾いた家がありますし、スペインでは細い路地に両方の家が傾き、空を見上げると上でくっつきそうに狭くなっていました。
アインシュタイン氏の像ですがどう受け止めたらいいんでしょうね、
ちょっと難解です。
by いっぷく (2009-03-06 22:52)
欧州は確かに日曜がお休みのお店が多いですよね。
ドイツは1度行ったきりで、しかも学生時代の十数年前なので記憶があまりありません。地味な印象とのことですが、静かな街並みを見られるのも旅先での醍醐味ではないでしょうか。ゆったりと景色を見ながら、私はビールでも(笑)飲みたくなりますね★
by 好(ハオ)くん (2009-03-06 23:56)
ホントに人写ってないですね~(^^)
昔はともあれ、最近は日曜日でもお店が開いてるイメージが
あるんですが、街によるんですね・・・きっと(^^)
友人がSpeyerとい街にいるのですが、
日曜に他の友達夫婦、その友達夫婦・・・とブランチとか
食べに行ってたような記憶が・・・。
by junko (2009-03-07 01:08)
昔は家の土台の面積に対して税金がかけられていたから、上に向けて広く作るタイプの家が多いんですよね。それが重くて傾いちゃったのかなあ。
ドナウはもっと下流に行くと広くなるんでしょうね。
by めぎ (2009-03-07 05:29)
こちらのアインシュタインさんの像は強烈。小鳥さんはト音記号みたいなのを加えているのがいますよ。ウルムの大聖堂は高さ世界一なんですね。ウィーンのよりも、ケルンのよりも高いのだと感心しました。
by hideyuki2007y (2009-03-07 09:03)
haruさん、いっぷくさん、好(ハオ)くんさん、junkoさん、めぎさん、hideyuki2007yさん、コメント & nice! ありがとうございます。
haruさん、
夏だと見える景色も青々として、気持ち良さそうですね。
冬の景色だと、きれいなはずの場所もちょっと落ちてしまいますね。
いっぷくさん、
この家ですが、中はかなりきれいなホテルらしいんですよ。
もしかすると、最初から狙ってこの形に建てられたのかもと思ってしまいます。
好(ハオ)くんさん、
周りの人を気にせずにゆっくりと街を散策できるというのはメリットかもしれません。
私も昼間からビールを飲みたかったのですが、クルマだったので断念しました。
junkoさん、
お店はほとんど閉まっていますが、レストランとかはけっこう開いてるんですよ。
これは私が泊まっていた小さな街でもそうでした。
食べるところだけでも開いているというのは、出張者には助かりました。
めぎさん、
この辺りはまだまだ上流のほうですからねえ。
上に向けて広く作る家というのは、うまいアイディアですね。
hideyuki2007yさん、
よくぞ気づいていただきました。ありがとうございます。
そう、ひとつだけト音記号の形のをくわえていました。
いずれにしても、くわえているところに何か意味がありそうです。
toraneko-toraさん、nice! ありがとうございます。
by YAP (2009-03-07 09:19)
日曜日の過ごし方がある意味難しそうですね。
南インド(キリスト教信者多し)でも少し同じような傾向があり、買い物がままならないのに苦労しました。
それにしても、落ちついた街並みですね。
貝に似た形ですが、あの表現は日本独自なのでしょうかね。
by トリバン (2009-03-07 14:07)
YAPさん 久しぶりの訪問になってしまいました(><;)
ドイツに行かれてたんですね。
これから過去記事、愉しみに拝見させていただきます。
ウルムは赴任していた頃、私も何度か足を運びました。
大聖堂の近くで、葡萄の粒くらいのヒョウが降ってきて、ビックリしたのを覚えています。
by きょうパパ (2009-03-07 16:46)
トリバンさん、きょうパパさん、コメント & nice! ありがとうございます。
トリバンさん、
そうなんです。
日曜日って困るんですよ。
一番無難なのは、博物館系ですね。
きょうパパさん、
この近くに赴任されていたのでしょうか。
ドイツは美しい街がたくさんありますよね。
by YAP (2009-03-07 19:09)
出遅れてしまいました。
わたしも、アインシュタイン博士のモニュメント、ちょっとなあ、と思いました。
親愛の情が優って...ということでもなさそうですし...うーん。
でも、鳥の飾り?は可愛らしいですね。
by ナツパパ (2009-03-08 09:20)
YAPさんも、高いものがあると昇るのですね(共感・笑)。古い街は、見ているだけでほっとする歴史の重みとエネルギーを感じますね。それにしても、アインシュタインらしい像ですね。。この舌を出した写真は良く見かけますが、こうして像になってるとは発見です。
by Zunko (2009-03-08 09:32)
ナツパパさん、Zunkoさん、コメント & nice! ありがとうございます。
ナツパパさん、
出遅れただなんて、そんな。
気が向いたときに読んでいただけるだけでありがたいことです。
アイシュタインの像は、妙ですよねえ。
Zunkoさん、
基本的に高いところは恐いんですけどねえ。
こういうのを見ると、興味のほうが勝ってしまいます。
by YAP (2009-03-08 09:46)
泉っていうと水場をイメージするんですけど、そうじゃないんですね。
それにこの形っていったい何なんでしょう???
by Jalana (2009-03-08 17:19)
Jalanaさん、コメント & nice! ありがとうございます。
この形は巻貝ですね。
カタツムリが顔を出しているところに博士の顔を、というようなイメージでしょうか。
nackさん、whitesoxさん、nice! ありがとうございます。
by YAP (2009-03-11 07:54)