キリン横浜ビアビレッジ工場見学 [工場見学へ行こう!]
工場見学へ行こう!の第1弾でサントリーのビール工場を紹介したが、それに続きまたまたビール工場へ。
キリン横浜ビアビレッジへ。
この日もまだ残暑が厳しいときで、絶好のビール日和。
見学者用のエントランスから建物に入ると、大きな一番搾りのビンと、キリン製品のパッケージ缶がずらりと迎えてくれる。
ここから工場見学が始まるのだが...
残念なことに、見学コースは写真撮影は禁止なので、この先の写真はなし。
撮影禁止ということは、工場ラインの細かいところまで見ることができるのかと思いきや、内容は先回行ったサントリービール工場と同じく、見学者用の展示を見たりモニターでの動画説明が主で、実際のラインは上から遠めに眺めるだけ。
なので、工程もほとんどサントリーと同じ。
ろ過工程のところで、「酵母をろ過してないビールを飲んだことのある人はいらっしゃいますか?」という案内役の方の質問に、手を挙げたのはなんと私ひとりだけ。
「どこで飲まれましたか?」と続けて聞かれたので、「ドイツで飲んだのと、日本でもキリンの "無濾過" が好きでよく飲んでました」と答えた。
"無濾過" を最近見ないと思ってたら(もともとの取扱店も少なかったし)、昨年春で販売を終了したとのこと。
製品の輸送時も冷蔵を保たなければならないこと、賞味期限が90日と短いこと、等の理由で、コストが合わなかったそうだ。
いいビールだったのになあ。
見学ラインの中で、あまり機密にするように思えるようなこともなく、オープンさでは静止画であればほとんどのところで撮影OKだったサントリーの勝ち。
ということで、次の写真はもう試飲会場へ。
ここは撮影OK。
最初に提供していただけるのは、いまやキリンの看板製品となった、一番搾り。
こちらでもサントリーと同じく、おかわり含めて3杯まで試飲ができる。
下戸の私は、次の楽しみがあるので1杯だけいただいた。
サントリーの試飲会場はちょっとおしゃれなパブ風の雰囲気を作っていたが、キリンの試飲会場は学食のような雰囲気。
団体の見学者のグループも多く、良く言えば賑やか、悪く言えば騒々しい。
この試飲の雰囲気もサントリーの勝ちだな。
試飲会場の横にはファクトリーショップも併設されている。
ビールに合いそうなチーズやクラッカー等のおつまみ、それにビアグラスやTシャツ等もあった。
試飲も含めて見学コースが終了し、建物の外へ。
庭園が美しく整備されていて気持ちいい。
写真の奥には、ビールを熟成させるための貯蔵タンクが並んでいるのが見える。
この工場の電力は、すべて自家発電とのこと。
一部太陽光発電や風力発電もしているということだが、発電されている数値を見ると、とりあえず「太陽光発電パネルを置いてます」、というレベルのようだ。
栽培されているホップの実も見ることができた。
これも観賞用だろう。
この日、私たちが参加したのは11時からのコース。
この時間を狙ったのは、お昼の楽しみのため。
キリン横浜ビアビレッジ内には、二つのレストランが併設されていて、工場見学とか参加しなくても、誰でも利用することができる。
私たちが入ったのは、こちらの "スプリングバレー"。
店内に入ると、昔使われていた仕込釜とろ過機がお出迎え。
お目当てはこれ。
このレストランオリジナルビールのヴァイツェン。
酵母をろ過してないので濁ってグラスの向こうがまったく見えないのがおわかりになるだろうか。
本場ドイツに負けてないフルーティで深い味わいに大満足。
こちらでは、他にもこのレストランオリジナルのビールがいくつか用意されている。
こうして、向上できたての新鮮なビールがおいしい料理と一緒にいただけるのがうれしいところ。
サントリー武蔵野工場には併設されているレストランはなかったので、ここはキリンの圧勝!
<工場見学情報>
休館日;月曜(祝日の場合は営業し翌平日が休館、年末年始、臨時休館あり)
場所;横浜市鶴見区生麦1-17-1 キリンビール(株) 横浜工場内
キリン横浜ビアビレッジ(最寄駅;京浜急行線「生麦駅」より徒歩約10分)
見学料金;無料
写真撮影;見学コース内はNG。
予約方法;電話。
045-503-8250(受付時間:10:00~17:00)
2011年12月25日~2012年2月29日は、見学コース一部改修のため休館。
飲んで食べて、満足のキリン横浜ビアビレッジ最寄りの京急生麦駅のホームから見える看板。
「車で行くのは、もったいない。」
その通りです。
いい場所に見学にいきましたね。大人の工場見学っていうものですね。♪
無濾過のびーるという存在を初めて聞きました。なにやら美味しそうな色合い。
by HIROMI (2011-10-31 14:35)
わぁ、ここは良いですねえ。
とくに、ファクトリーショップとレストラン、そこに萌えました(笑)
あ、もちろん工場見学も魅力的ですね。
無濾過ビールって吞んでみたいなあ。
by ナツパパ (2011-10-31 19:26)
キリンの無濾過!!
私も大好きでした!!
そういえば見かけないと思ったら・・・割に合わなかったのですね^^;
ビール工場見学後のレストランはいいですね。
試飲用のビールだけじゃ寂しいもの。オホホホ
by リュカ (2011-10-31 20:55)
HIROMIさん、ナツパパさん、リュカさん、コメント & nice! ありがとうございます。
HIROMIさん、
酵母をろ過していないビールは、香りも豊かで飲んでいて幸せな気分になります。
最近では、各地の地ビールでヴァイツェンを醸造しているとこもけっこうあるようですから、意外なところでお目にかかれるかもしれませんよ。
ナツパパさん、
無濾過のヴァイツェンは、ここに行けば飲めますから、ぜひレストランにだけでもどうぞ。
下戸の私が夢中になるくらいですから、きっとナツパパさんもご満足されると思います。
リュカさん、
試飲の3杯では足りないですか?
同じ1杯でも、サントリーのほうが量が多い気がしました。
少ない分は、レストランで補充しましょう。
あんぱんち~さん、lamerさん、きむたこさん、nice! ありがとうございます。
by YAP (2011-11-01 07:46)
工場見学シリーズ、毎回楽しみにしてます。
私も無濾過のビール飲んでみたいです。
せっかくドイツまで行ったのに、ビール工場行かなかったのは悔やまれます。
併設のレストランも良い感じです。
by koyuki (2011-11-01 14:32)
いいですねーーービール工場見学第二弾ですか!!
無濾過はなくなってたんですね!
飲んでおけば良かったー(>_<)
キリンは一番搾りが好きです♪
前にテレビでエビスのビール記念館?博物館?を見ましたが、
これも楽しそうでした♪
by ユミ (2011-11-01 19:46)
koyukiさん、ユミさん、コメント & nice! ありがとうございます。
koyukiさん、
ドイツには無濾過のビールは普通にあちこちのレストランにありますので、ぜひとも次回に行かれる際はチャレンジしてみてください。
ユミさん、
そうそう、ヱビスのミュージアムも行こうと狙っています。
ウイスキーの醸造所にも行きたいなあ。
あ、お酒の話ばかりですね。あまり飲めないくせに。
Lionbassさん、nice! ありがとうございます。
by YAP (2011-11-02 08:03)
ベアトラックさん、nice! ありがとうございます。
by YAP (2011-11-03 07:34)
横浜にもビール工場あったのですね。分倍河原より生麦のほうが行き易いかもしれません。レストランが工場にあると試飲につづいて楽しめるのが良いですね。YAPさんは白ビール相当お気に入りですね。
by hideyuki2007y (2011-11-03 08:59)
hideyuki2007yさん、コメント & nice! ありがとうございます。
ドイツに出張に行ってからというもの、ビールのおいしさがわかるようになり、その違いもおもしろく感じるようになってきました。
とりわけヴァイツェンは私の心を鷲掴みにして離しません。
酵母はろ過しないに限りますね。
by YAP (2011-11-04 07:45)
駅のコピー気に入りました!
by ちんくろ2級 (2011-11-05 06:05)
ちんくろ2級さん、コメント & nice! ありがとうございます。
いいですよね、このコピー。
車で行くのはもったいないです。
by YAP (2011-11-05 16:28)
せっかくドイツにいるのに未だビールの製造工程を見学したことがないんですよねえ・・・思えば勿体ないことですね。
ベルギーで昔の製法のビールを造っているところを見学したときは、写真撮り放題でした。日本で写真撮影がもうちょっと大らかであったらいいのに、と思うことは多いですね。
by めぎ (2011-11-05 19:13)
めぎさん、コメント & nice! ありがとうございます。
写真撮影の可否は、企業側もそれなりに考えてのことなのでしょうが、製造ラインを遠目に眺めるだけで機密がわかるとも思えず、ちょっと残念です。
ドイツは各地に醸造所がありますから、その気になればいつでも行けそうですね。
テりーさん、nice! ありがとうございます。
by YAP (2011-11-06 14:38)
アムステルダムのハイネケンミュージアムでろ過前のビールを飲ませてもらいました!!
by Jalana (2011-12-09 18:00)
Jalanaさん、コメント & nice! ありがとうございます。
やっぱり「ろ過前」はおいしいですよね。
一度あの味を知ってしまうと、たまりません!
junkoさん、nice! ありがとうございます。
by YAP (2011-12-11 13:46)