三度目のアメリカ出張 みやげ [アメリカ出張]
会社の同僚には、質より量でチョコレート類。
こちらは、親しい友人・知人向け。ドリームキャッチャー & メディスン・ホイール。
かみさん向けのネイティブアメリカン・アクセサリー。
もうひとつ、フランスのものなのだが、ロクシタンのボディケアセット。
玄関の置物として、ネイティブアメリカンのサンドアート。
フォー・コーナーズで買ったマグネット。冷蔵庫のドアで活躍中。
デス・バレーで買った、サソリのぬいぐるみ。こんなの、日本では絶対に手に入らないと思うが、希少性もあまりなさそう。
長きに渡っての連載となりました、「三度目のアメリカ出張」は、これにて終了です。
読んでいただいた皆さん、お付き合いいただき、どうもありがとうございました。
次回からは、現在保有している最後のネタとなる、「スペイン旅行記」を連載していきます。
私がこれまで唯一行った、プライベートでのヨーロッパ。それだけに、紹介したいこともたくさんあります。
また、ダラダラと長いシリーズになりそうですが、今後もお付き合いいただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
三度目のアメリカ出張 NW025便ビジネスクラス [アメリカ出張]
往路便では、日系に負けない和食を食べられたが、帰りはどうだろう。
メインに魚料理を選んだので、ドリンクは白ワイン(銘柄まではたくさんあって、よくわかりません)を選択。
ワインと一緒に運ばれてきた大量のナッツ。こんなに食べられないよ...
前菜のサラダとエビ。
メインのサーモンのロースト。往路便の和食はなかなかだったが、これはちょっと口にあわなかった。半分も食べられず、降参。
デザートはアイスクリームを。
北米東海岸に近いところから日本への便ということで、フライト時間は私にとっての最長となる13時間と少し。
それだけ長いと、途中で小腹がすいたので、CAさんがなぜだかしきりに勧めてくれる「スープ」を注文。
はい、これがスープの正体です。カップヌードル!!
まあ、いいか。ちなみに具はミックスベジタブルのみ。ベジタリアン向け?
セカンドミールは、オムレツを注文。
具はチーズやベーコンで、これはかなりおいしかった。
食事が終わると、まもなく成田へと到着。
約4週間ぶりに、無事に帰還した。
三度目のアメリカ出張 帰路 ~デトロイト空港~ [アメリカ出張]
デトロイト・メトロポリタン空港から帰路につく。
アメリカなので、国際線も国内線も搭乗客は同じ搭乗エリアで入り混じっている。
この空港は、アナウンスや看板の表記等、日本語が多い。
こんな感じで迷う心配もあまりない。
けど、これはちょっと...
「手荷物受取所」の表記は、半分くらいがこれと同じ間違い。(残り半分は正しい向き)
日本語がわかる人がいたからこそ、こうして表記ができたはずなのに、なぜ?
まっすぐに延びたターミナルは、軽く1kmは超えている。
ということで、ターミナル内には、こちらの右上に写っている赤いトラムが重宝する。
ターミナル両端と中央、3ヶ所の停留所がある。
ノースウェストのラウンジで搭乗時間を待っていたが、迂闊にも写真はなし。
機内では仕事のことは忘れて、思い切りリラックスしようと思っていたので、ひたすら出張報告書を書いていた。
おかげで、搭乗前にほぼ完成!
実は、搭乗する予定の便に危うく乗り遅れるところだった。
デトロイトから成田へは、毎日2便運行されている。
私が乗る予定の便は、14:20分発。
ラウンジに入った時、出発予定のボードで確認したところ、成田行きの発時刻が、15:30となっていたのだ。
「なんだ、行きと同じで遅れるのか」と思っていたのだが。
念のため、14:00前にもう一度確認してみると、やはり成田行きは15:30。
その便のリマーク欄に、"ON TIME" の文字が。
ここで初めて成田行きが自分の搭乗する便以外に存在することを知った。
慌ててもう少し早い時間のところを探すと、私が搭乗する予定のNW25便、"BORDING" の文字が!
急いで搭乗ゲートへ行くと、既にエコノミーの客も含めて搭乗が終わりかけているところだった。
本当に、危ないところだった。
次回は、機内の様子を。
三度目のアメリカ出張 アメリカ最後の食事 [アメリカ出張]
テスト・トリップの間は、ずっと雨を見ていなかったが、反対にデトロイトでは青空を見ることがなかった。
特に2日目は夕方からすごい雨。
ホテルの駐車場に車を停めても、ごらんのように外が見えないほどなので、なかなかクルマから降りられなかった。
昼の寿司がけっこう多かったせいか、夜になっても腹が減らない。
アメリカの食事はとにかく量が多いので、こういうときは一食抜くのがいいが(以前、レポート済み)、アメリカ最後の夜にそれでは少し寂しい。
ちょっとでも何か食べようと、ホテルの横にある大きなショッピングモールへ。
その中にある、小洒落たパブ風の店に。
オニオンスープと、アメリカでずっとお世話になっていたコロナを注文。
最後の夜が更けていった。
三度目のアメリカ出張 デトロイトで出勤 [アメリカ出張]
自動車産業のメッカ、デトロイト(Detorit)。
米ビッグ3の国際競争力も落ちてきて、活気が失せているとはいえ、日本や欧州の多くのメーカが開発拠点をここに持っている。
自動車関係の仕事を続けて十数年、意外にもこれまで行く機会がなかった。
ということで、颯爽と(?)北米拠点へ初出勤。二日間をここで過ごす。
私の相手をしてくれたのは、同じような適合の仕事をしている現地人。
口の周りにひげを生やして、「コラテラル」主演時のトム・クルーズのようだ。
背の低さ(失礼)もよく似ている。
今後、仕事でいろいろ世話になるということでの関係者への顔合わせと、テストトリップの報告が目的という、比較的気楽な出張だった。
二日目の昼メシ時、そのトム(仮名)がお勧めの店へ連れて行ってくれた。
日本人の私に気を使って、寿司に行こうということになった。
行った先は、日本のモノを扱うスーパーの一角にある寿司屋。
驚いたことに、そのスーパーは完全に日本そのものだった。
棚に並んでいるモノも、寿司屋を含めた店員も、本当に日本にいるかのように錯覚してしまうほどだ。
唯一の違いは、商品の値段のシールがドルであることくらいか。
寿司も、並の握り盛り合わせが10$ちょっとと、なかなかリーズナブルだった。
トムは行き慣れているようで、自分の好みのネタを組合わせて注文していた。
さらに、ふつうのすし飯まで注文!
彼にとっては、「にぎり」はおかずだそうだ。
しかも、私が最初に卵を食べようとすると、
「卵を最初に食べるのか?おれは卵はデザートと思っているから、最後に食べるんだ」
と。
アメリカ人って、こういう感覚なの?
現地での仕事は、これで終了。翌日、帰路へとついた。
三度目のアメリカ出張 初めての海外レンタカー [アメリカ出張]
デトロイト空港で、海外で初めての体験、レンタカーを借りなければならない。
それなりに海外での運転は経験済みだが、自分でレンタカーを借りてというのは、今回が初めて。日本から出発するときに予約したはいいが、ちゃんと借りられるか、かなり不安が。
レンタカー会社のシャトルバス乗り場を見つけ、少し離れた営業所へと。
予約票と国際免許を出すと、すんなりと手続きが終わり、クルマの場所を教えてもらえた。
そこまで自分で行って、勝手に乗って行けばいいらしい。
これがデトロイトでの私の足となるクルマ、フォード・トーラス。
たしか、予約では「カローラクラス」ってことだったけど、ずいぶんとまた大きなクルマになったものだ。
写真は、Heartz のHPより。
驚いたことに、小型のハンディタイプのものではあるが、カーナビが付いていた。
ホテルまでの道がよくわからず心配していただけに、これはありがたい。
しかも、日本語も選択できる。
ただし、この日本語ガイドが、かなり怪しい。
「右に入る、てん、し、マイル」
とか案内されても意味がわからない。
しばらく走ってわかったが、
「0.4マイル先で右折」
ということのようだ。
この変なカーナビのおかげで、少し迷いながらも、無事にホテルへたどり着けた。
三度目のアメリカ出張 初めてのファーストクラス [アメリカ出張]
まず初めに、タイトルに釣られてこちらをご覧になった方々、どうもすみません。
「ファーストクラス」といっても、アメリカ国内便です。
日曜日、デトロイト(Detroit)へと移動する。
ロサンゼルス空港の第2ターミナルからの出発となる。
カウンターでのチェックインの際、チケットに "SSSS" と書かれた。
何か特別の意味があるのかと思っていると...
セキュリティ検査で、いきなり捕まってしまった。
別のラインに連れて行かれ、厳しい検査が始まった。
全体の身体検査はもちろん、かばんの中まで細かくチェックされる。
けっこう胸くそ悪い思いだ。
後で知ったが、"SSSS" というのは、"Secoudary Security Screening Suspected" だか "Super Selected Suspected Someone" とかいう意味(ネットで調べたら、この二つが出てきて、どちらかの短縮形のよう)で、要は、
「この人は怪しいから、厳しくチェックしなさい」
というサインらしい。
無作為抽出という話もあり、実際に私が怪しかったかどうかは定かではない。
とりあえず、10分程度で取り調べのような検査は終わった
デトロイトへ行く便は、NW330便。
生まれて初めてのファーストクラスである。
期待しながら搭乗しては見たが、やはり長距離便のような豪華なものではない。
シートは、ANAのスーパーシートプレミアムくらい。欧州内ビジネスクラスだと、シートはエコノミーと共通なので、それよりは少し豪華だ。
機内食はこんな感じ。
約4時間半のフライトに3時間の時差(デトロイトは東海岸時間)も加わって、時計の上では8時間近くの移動だ。
デトロイト・メトロポリタン空港に着いたとき、もう18:00をまわっていた。
日曜日が、あっという間に過ぎていった。
三度目のアメリカ出張 危険な地域? [アメリカ出張]
昨日の記事で書いていたが、ロサンゼルス最後の日、ホテルを移動していた。
翌日のデトロイトへの移動を考えて、空港の近くに。
ホテルは、私が会員になっている某チェーンで、ネットで予約。
空港からのシャトルもあるので、けっこう便利だ。
部屋には、なんと、ベッドの前にジャグジーが。鏡もついてて、何となく淫靡な香りが。
ベッドルームとは別に書斎みたいな部屋もあって、形式だけはスイートルーム?
料金はお手頃。
ところがこのホテルとその周辺、何となく不穏な空気が流れてた。
不思議なことに、従業員、宿泊客、とにかく館内で会う全ての人がアメリカ人、というか、白人ではない。
ほとんどが、東南アジア系のようだ。まあ、私も見た目は似たようなものだが。
ロビーには、ポリス(この人もアジア系)が常駐している。もちろん腰には拳銃が。
サンタモニカから帰ってきた後、会社へのお土産を買いに近くのスーパーに歩いて行ったのだが、通りすがる人たちも、一人として白人とはすれ違わなかった。
そういう見た目で人を判断するには良くないのだが、どうしても空気が違うのを感じてしまうのだ。
スーパーの周りは、小さなモールになっているのだが、ほとんどの店はシャッターを閉めているし、アメリカらしい陽気さも感じない。
晩メシで暗い中を外出するのはやばいかもと思ったので、土産のチョコ以外に食料品も調達し、ホテルにとどまることにした。
そういえば、通りに面した住居の窓も、ほとんど全てに鉄格子が。ここまでビンビンに殺気を感じる通りは、これまで歩いたことがない。
案の定というべきか、その夜はずっと、ホテルの周辺一帯は、パトカーと救急車が走り回っていて、ろくに眠れなかった。
窓から外をのぞいたときも、路地の方で、パトカーに囲まれて両手を挙げている人影も見えた。
不安な夜を過ごしたが、無事に朝を迎え、9:00頃にシャトルでロサンゼルス国際空港へ送ってもらった。
次の機会があれば、もっと空港側の知っている地域に泊ろうと思う。
三度目のアメリカ出張 サンタモニカ [アメリカ出張]
テスト・トリップが終わり、お客さんたちは日本へと帰っていった。
私は、翌週、デトロイトにある自分の勤務する会社の北米拠点に顔を出すことにしていたので、もう一日ロサンゼルスで過ごすことに。ただし、ホテルは同じところではなく、空港に近いところへ移動。
さて、せっかくお客さんから解放された土曜日、どこへ行こうかと考えた。アメリカに来て約3週間、まったく休みなしでかなり疲れもたまっていたのだが、それではやはりもったいない。
ハリウッドは前の日に行ったし、ダウンタウンも個人的にあまり魅力を感じないし。
ということで、ここも2年前に行ったことがあるのだが、サンタモニカ(Santa Monica)へ。
桜田淳子が頭の中で、私を呼んでいた。
「来て~来て~来て~来て~、サンタモーニカ~」
前は、ピア付近で過ごしたので、今回はメインストリートのほうへと。
腹ごしらえは、やっぱりここかな?
フーターズ(Hooters)。以前の紹介記事は、こちら。
注文するのは、もちろん、バッファロー・チキン・サンドイッチ。
フーターズの看板商品のひとつ、バッファロー・チキン・ウイング(鳥手羽のから揚げ)の骨をとってバーガーにしたもの。
コッテリドッカリのいかにもアメリカメシではあるが、とにかくうまいので、これなら空腹を感じないときでもおいしく食べられる。横にあるでかいピクルスもうまい。
通りでは大道芸が。
アメリカに来て、初めての休日、リラックスすることができた。
三度目のアメリカ出張 ハリウッド [アメリカ出張]
延々と3日間かけ、ロサンゼルスへ戻ってきた。
テスト・トリップ最終日の夜、みんなでハリウッド(Hollywood)へと出かけた。
歩道には、スター達の名前が刻まれている。
こちらは、"The Italian Job" (邦題「MINI MINI大作戦」)でヒロインを演じていた、シャーリーズ・セロンのもの。スタントなしの華麗なドライビングだった。
チャイニーズシアター。
その前に、埋め込まれた、スターの手形や足形。
どさくさに紛れて(?)ドナルド・ダックのものが。
お隣のモール、ハリウッド&ハイランド(Hollywood & Highland)。
陽が落ちると、このモールも雰囲気が変わる。
短時間歩いただけだったが、スターを身近に感じることができる、楽しい街だった。