外国人との仕事(イギリス人編 その1) [仕事]
外国人と仕事をすると、異文化で暮らしてきたということを実感させられる場面がよくある。
外国人といっても、私が知っているのは、イギリス人、スウェーデン人、一部のフランス人、ドイツ人くらいだが。
よく接していた、イギリス人とスウェーデン人について、ちょっと書いてみたい。
あらかじめお断りしておくが、私が接した人たちは、その国の極一部、しかも限られた業界の人たちだ。彼らだけの印象で、その国の人たちすべてを論じることはできないということを書いておく。
今回は、イギリス人編。
最も強く感じるのは、仕事よりも、自分のことや家族のことを最優先させるということ。
お客さんとして付き合いのあったイギリス人たち。打合せをしていて話の途中でも、終業時間になると、「あ、帰んなきゃ、じゃあね」と言って、あっという間に消えていくのは当たり前。
お客さんの会社のエンジンベンチで一緒に仕事をしていて、夕方、気づいたら日本人の出張者だけだった、なんてことは少なくなかった。
残業なんて言葉は存在しないかのようだ。
もちろん、ここまで割り切れると羨ましい。むしろ、これが人間としての健全な姿なのだろうと思う。
そうはいっても、やはり仕事では困ることも多い。日程が遅れるのは平気だし、一度遅れだしても、取り戻そうという動きはないのでズルズルとなるばかりだ。
こういう国民性を持っている人たちと割り切って、やっていくしかないと思っていたが、実はそうでもなかった。
その話はまた次に。
YAPさん、はじめまして。
とてもおもしろいトピックだと思います。私は今は専業主婦ですが、出産前までは貿易関連の職業についていた関係でいろいろな国の片々とお話していました。アメリカ人、カナダ人、イギリス人、ドイツ人、フランス人、スウェーデン人、スイス人、メキシコ人、ベルギー人、アラブ人、韓国人、中国人、タイ人、シンガポール人、マレーシア人・・・。国々にそのお色がちがうので戸惑うことも多かったですが、今思えば貴重な体験でした。(サウジアラビア人は必ず名前の前に”マダム”の敬称をつけてくれたり・・・)「そうそう、そうだよね」と共感してしまいました。話の続き楽しみにしています。
by momdontcry (2005-11-12 01:32)
ケセラセラままさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
なんだかすごい経歴をお持ちのようですね。私ごときが書いているのも少々気恥ずかしいのですが。
けど、国が違えば文化も違うし、いろいろとおもしろいですよね。
今後とも、よろしくお願いします。
by YAP (2005-11-12 10:00)