案ずるより産むが易し [仕事]
「案ずるより産むが易し」
最近、好きになってきた慣用句だ。というより、意味をかみ締めて好きになろうと自分に言い聞かせているのかもしれない。
私は小心者でビビリ屋だ。
なにかいつもと違うイベントがあると、緊張するし、しばらく前から気になって不安になる。
で、なんとかせねばと、事前の準備をかなり念入りにする。
出張の前は現地での仕事をリストアップしたり日程を練ったり、打合せの前は使用する資料を作成したり質問されそうな内容を想定したり。何か失敗するんじゃないかと、いつもビクビクしながら。
少し前に、ある本で、
「まだ現実になっていない将来のことを恐れていても、そのときが来たらどうせやるんだから、心配するだけ損」
みたいなことが書いてある記事を読んだ。
たしかにその通り。何かに対して、事前の準備をするのは大切だが、必要以上の心配は必要ないかもしれない。
言われてみれば、過去に自分が直面してきた緊張イベントを思い出しても、意外とすんなりことが運んだということは多い。自分が思うほど、気にするような一大事ではなかったのだろう。
もちろん、準備不足のために痛い目にあったこともある。それはそれで、次回の教訓にすれば良いだけの話だ。
実は今、私の勤務する会社で、(私は中途入社なので、昔からいる人たちの言葉によると)かつてないほどの負荷の高い仕事が、相当な量で来ることになった。はっきり言って、今のリソースでは物理的に不可能なレベルだ。しかし、それは仕事を取ってきた上の人たちも理解している。「やる気があれば何でもできる」というような精神論は言わない会社なので、何か策はあるのだろう。
ということで、恐ろしく忙しくはなるだろうが、命まで落とすことはないはず。それに、今から心配ばかりしていたら、実際に仕事が始まるまでの精神状態がもったいない。
と、小心者は現実を頭の隅に追いやろうと努力するのでした。
くっさめも心配性で、同じことを何回も何回も悩んじゃいます。
YAPさんが読まれた本の言葉、いい言葉ですね。
by くっさめ (2006-05-13 00:42)
なるようにしかならない
そう思っています
何かあると
それに対して 準備したり 勉強したりしますよね
それに対して どれだけのことができるのかっていうと
自分が してきたこと以上は 絶対に無理なんです
だから できるまでのことしか出来ない
必要以上に 良い出来を望まない
そう開き直ると 少しは落ち着きませんか?
by miho-rin (2006-05-13 10:02)
くっさめさん、みほさん、コメント & nice! ありがとうございます。
くっさめさん、
性格ってなかなか変わるものじゃないので、意識していても、少しずつでも変っているんだかどうだか、って感じですよね。
ほとんど、自己催眠に近い状態かもしれません。
みほさん、
「自分がしてきた以上は絶対に無理」って、その通りですね。救われます。
やはり開き直りが大切ですね。
by YAP (2006-05-13 10:21)
忙しくなるんですね。
“命まで落とすことはないはず”だなんて。。
お体に気をつけて乗り切れるよう、、がんばってください!
by アイスコーヒー (2006-05-13 13:07)
shouyuさん、コメント & nice! ありがとうございます。
どうしようもない組織では「過労死」という言葉もありますので、大げさに書いてみました。
さて、どうなることやら、です。
by YAP (2006-05-13 17:42)
遅いレスポンスですみません。
小生の仕事に対する姿勢を参考までに…。
・出張の準備もその日の朝までしない(寝る時間を大切に、忘れ物がままあるが諦めも尽くし)
・客先との打合せも資料は最低限、あとは口先で勝負(負荷軽減対策)
・宿題を貰わないよう必要な最新知識だけは常時もつ(負荷軽減対策)
・その日に出来る範囲は大体解るのでそこまでが勝負(寝る時間を大切に)
・チーム戦では足を引っ張る人が必ずいるのでそういう人には簡単な仕事しかしてもらわないよう仕向ける(本人に気づかせる)
・何でも手を挙げ全部自分で背負う(人の同情を買う)
・どうしようもない職場(同僚)は放置プレー(語弊はあるが自戒の念を持たせる、そして変える力のある人が変えていく)
・個人プレーも時には大切(人に合わせていると自分の能力まで落ち込む場合もある)
やはり、参考にしないで下さい。 会社の体質が違いそうなので。
by 炎遊人 (2006-05-16 11:10)
炎遊人さん、コメントありがとうございます。
これは、なかなか自分に実力が伴っていないとやりきれないことが多いですね。
大いに参考にさせていただきます。
近い将来に、こうなれるように。
by YAP (2006-05-17 08:23)