アメリカ西部の原風景に出会う旅 6日目 Route66 Seligman

この日はラスベガスへの移動日。

グランドキャニオンを出ようとしたら、大きなムースが。
動物たちも野生のまま、ここで生活をしている。 

実は、ラスベガスでどうしてもやらなければならないことができてしまった。
グランドキャニオン手前で、レンタカーのインパネ内に、"CHANGE OIL SOON" というメッセージが出た。
オイルを換えろということは、レンタカーを換えろということだ。
もしかすると途中のウィリアムズという街にも営業所があるかもしれないが、ここはラスベガスまで行ってからのほうが確実と判断。
表示されているオイルライフのメッセージを信じるなら、そこまではまだ余裕だ。
それにしても、メンテナンスはきちんとやっておいてほしいものだ。

 

AZ-64 を南下すると、小さな飛行場が。
写真に写っているのは、日本が世界に誇るYS-11に見えなくもないのだが、こんなところにあるのかな？
たぶん、ラスベガスからの便やグランドキャニオン上空を観光飛行する便は、この飛行場から出ているのだろう。 

 

 

ウィリアムズからは久々の高速となる I-40 に。
途中、この I-40 と並行して走るように、アメリカのマザーロードとも呼ばれる、ROUTE 66 が残っているので、そちらを走ることに。

イリノイ州シカゴとカリフォルニア州サンタモニカを結んでいたUS-66号線は、大陸を横断する国道としてアメリカ南西部の経済発展に寄与した。
現在は多くのインターステートに大動脈としての座を譲って廃線となっているが、部分的に当時の道が残されている。

この旅の前半のテーマが「ネイティブアメリカンの文化を感じる旅」だとすると、後半のテーマは「アメリカ西部発展の歴史を感じる旅」といえる。

 

セリグマン(Seligman)という街で I-40 を降り、旧US-66（現在はAZ-66)に入るとする。

 

セリグマンに入ると、いきなり雰囲気のいい町並みが。
ここで止まってみることに。

 

 

通りの土産物屋らしき店に入ってみると．．．ここはどこ？

 

 

写真ではあまり写ってないが、たくさんの日本人でごった返していた。
日本からのツアーのバスがここに立ち寄ったようだ。
アメリカ人は店員さんのみという状態。

 

 

この町には、旧き良きアメリカを思い出させる雰囲気があふれていた。

Seligman

タグ：セリグマン ルート66 アメリカ アリゾナ

コメント 14

Ｒ６６は昔テレビドラマで見ましたねえ。
白黒の時代だったと思うのですが、スポーツカーに乗る２人組の物語。
格好良かったなあ。
ＹＡＰさんの訪れた街も良い雰囲気ですね。
なにかお土産を？

飛行機は、ＹＳ－１１ではなくて、イギリス製ホーカーシドレー７４８でしょう。
ＹＳが営業的には成功とは言い難かったのに比べ、倍以上も売れて
十分成功した機体でした．．．と、知ったかぶりで失礼（笑）
by ナツパパ (2009-07-05 20:31) 

アブロ 748っぽいですね。
YS-11なら日本人として嬉しい限りですが…

ルート６６と言えば日本でも超有名ですからね〜
日本人がごった返していても不思議ではないですね。
寧ろ納得です。


by りゅう (2009-07-06 00:09) 

R66って、全然分からないめぎです・・・
オイルチェンジというメッセージがきちんと出る車って、素晴らしいですね～
めぎたちがレンタカーした車って、そんなメッセージはどこにも出そうにない安物ばかりです。
それに、フロントガラスを洗うための水さえも出ないことがよくありますよ。
by めぎ (2009-07-06 07:48) 

ナツパパさん、りゅうさん、めぎさん、コメント & nice! ありがとうございます。

ナツパパさん、
ここに行くまでに既にけっこう買い物をしていたので、ここでの買い物は少しだけで。
なるほど、YS-11ではないのですね。
垂直尾翼の前が前方に延びているところがよく似ているように見えたもので。

りゅうさん、
りゅうさんもよく飛行機をご存知ですね。
ご指摘ありがとうございます。
こんな小さな町がツアーに組み込まれているんですね。
たしかにいい雰囲気でしたから。

めぎさん、
メンテナンスメッセージが出るのはいいのですが、その前にきちんと整備しておいてよ、と言いたかったです。
アメリカだと、長距離乗るのは珍しくないですから。

pianoさん、HIROMIさん、きむたこさん、ネコタマメイさん、nice! ありがとうございます。
by YAP (2009-07-06 08:10) 

ルート６６・・・私も知りません（＾＾；
オイル・チェンジ？？それが出ると車を交換しないといけないんですか？
単純にガソリンのように、オイルを自分で入れる訳には
いかないんですね～？
by junko (2009-07-06 09:18) 

ああ、このあたりもルート６６走ってたんですよねぇ(^^)
とってもいい雰囲気ですねぇ
レンタカーでOil changeとは！！
確かにメンテしっかりしてほしいな。
ちなみにWal martとかいくと$20くらいでやってくれますよぉ～
って、普通やらないですよね(笑)
by いとお (2009-07-06 11:58) 

レンタカーでそんなことになったら困ってしまいますね。
これからラスベガスですか。ここでのアクティビティも楽しみ。
by hideyuki2007y (2009-07-06 23:30) 

junkoさん、いとおさん、hideyuki2007yさん、コメント & nice! ありがとうございます。

junkoさん、
ルート66はご存じなくても、US国道のマークに"66"の数字が入ったマークには、なんとなく見覚えがないでしょうか？
オイルは補充ではなくて交換するものなので、クルマの仕事をしている私にはできなくはないのですが、それを旅行中の異国でやる気は全くなくて。
一番手っ取り早いのは、クルマを交換してもらうことでした。

いとおさん、
今回借りてたマリブのようにオンボードコンピュータでオイルライフをメッセージしてくれるような車種だと、それのリセットも必要なんですよね。
最近はオイル劣化センサなるものを装備しているクルマもあるのですが、このクルマがそうなのかはわからず。
そう考えるとクルマの交換となったわけです。

hideyuki2007yさん、
ほんとにこれは余計なトラブルでした。
借りてからいろいろ操作系をいじっていて、"OIL LIFE=15%" というメッセージには気づいたんですよ。けど、これが残りのライフか入れてからのライフか最初はわからず。
走っているうちに減っていくので、どこかでこうなることは覚悟してました。
最初から知ってて、走り始める前に気づいていれば一番良かったのですが。
by YAP (2009-07-07 07:51) 

ルート66は憧れでしたのでちょっと一部をレンタカーで運転したことあります。僕の憧れは順序だとヨーロッパよりアメリカでしたからね。
YAPさんの連載記事でいつか行きたいところになってしまいました。
それほど魅力です。やはり写真の威力は絶大ですね。
by いっぷく (2009-07-07 16:37) 

いっぷくさん、コメント & nice! ありがとうございます。
私の写真で魅力をお伝えすることができたのなら、とてもうれしく思います。
私は30を過ぎて初めて海外を知ったのですが、異文化に触れることのすばらしさをそれまで知らずにいたことをもったいないと思いました。

haruさん、nice! ありがとうございます。
by YAP (2009-07-08 07:39) 

私はルート66を横に見ながら高速走っていました。
朝寝坊して焦っていたので(笑)

レンタカーの故障は最悪ですね！
実際　身内が車が止まってエライ目に遭ったことが有るので・・・
日本のように整備されてないんですね。ちゃんとしてほしいです！
by derico (2009-11-06 01:03) 

dericoさん、コメントありがとうございます。
アメリカのレンタカーは、車齢は若いのですが、何しろ走行距離が日本とは全然違うので、こういうことも起こりますね。
クルマ好きとしては、違うクルマにも乗れると思ってこのトラブルも我慢しました。
代わりのクルマもいまひとつだったのが残念でしたが．．．

yukitanさん、nice! ありがとうございます。
by YAP (2009-11-06 07:40) 

懐かしいです、廃線の部分が多くなりましたが、４０号線に降りたり、乗ったりして、CHICAGOからSANTAMONICAまでを走破するのが夢です。
by ko.tanaka (2012-06-07 14:58) 

ko.tanakaさん、コメントありがとうございます。
私も定年後の最初の目標はシカゴ～サンタモニカを走ることです。
その頃には、またなくなっている部分が多いんでしょうけど。
by YAP (2012-06-08 08:23)