秋の軽井沢旅行 富岡製糸場 [国内ウロウロ]
自宅まで帰る途中に高速を降りて寄り道を。
富岡ICを降りて向かった先は、富岡製糸場跡。
歴史の教科書で聞き覚えのある人も多いと思う。
明治時代に官営模範工場として造られたこの工場は、絹糸の生産で栄えた。
近代的な生産ラインを構築し、蚕の繭から糸をすくい出し、よりあげて糸に仕上げていく。
当時の最先端を行く工場設備を築き上げたこと、それが日本の近代化に大きく貢献したこと、そして当時のまま美しく保存してあるレンガ造りの建物で、ユネスコ世界遺産に仮登録されている。
歴史を感じる風格のあるレンガ造り。
こちらの建屋は繭倉庫として使われていたそう。
右の写真の2階、3階部分の窓から、繭を運び込んでいたとのこと。
入口付近に集まっているこの人たちは、ガイドツアーの開始を待っている。
無料なので私たちも説明を聞かせていただくことに。
オレンジのウインドブレーカを着たおじさんがガイド役。
使用されていた製造機械は、保存のためにこのようにビニールで覆われていた。
2005年まで実際に使用されていたとのことなので、長い間当時のままの姿で現役で稼動していたということが、いかに進んだ設備だったかということを物語っている。
この先、ここが正式に世界遺産に登録されるかはわからない。
私はこれまでにいくつかの世界遺産を見てきたが、中には、「これが世界遺産?」と首をかしげるようなものがあったというのも事実。
だが、ここは十分に世界遺産となるにふさわしい歴史と風格を持っていると思った。
見学を終わった頃は、もう陽も落ちかける頃。
この後、渋滞に巻き込まれたりしながら帰宅した。
1泊2日の秋の小旅行記はこれで終わりです。
いつものダラダラとした記事にお付き合いいただき、ありがとうございました。
古いアニメですが、ペリーヌ物語というアニメを思い出しました。
舞台がフランスの紡績工場だったような。
こちらで工場といえばどっしり重くて中の暗いレンガ造りのイメージですが、これは中が明るくてすばらしい木造の建物ですね。
あ、でも、正面はレンガも使われてるのかな・・・お写真ではちょっとはっきり判らないですが。
by めぎ (2010-12-19 18:52)
歴史で習ったのを記憶しています。
つい最近まで操業していたというのが驚きです。
by Jalana (2010-12-19 19:44)
上信越道を走っているときに、寄ってみたいなあ、と思うんですよねえ。
でも、先の渋滞が気になってしまい、いつも素通りで(笑)
丁寧に保存された、素晴らしい場所ですね。
by ナツパパ (2010-12-19 20:33)
中の機械が真新しくてびっくりしました。最近まで使われていた物だったからなんですね。
by HIROMI (2010-12-19 22:11)
めぎさん、Jalanaさん、ナツパパさん、HIROMIさん、コメント & nice! ありがとうございます。
めぎさん、
そうそう、この工場はフランスから技術者を招いて指導してもらっていたそうです。
なので、その雰囲気が再現されているんでしょうね。
大枠はレンガで造られた重厚なものでした。
Jalanaさん、
この歴史ある建築が、最近まで現役だったのは驚きですよね。
ナツパパさん、
ここは訪れる価値のあるところだと思いました。
最近まで使われていたので、それなりに維持されていたのでしょうが、この先保存していくのは、大変な努力が必要でしょう。
HIROMIさん、
ちょっと整備すれば、またすぐに操業できそうですよね。
そう思いました。
さもさん、とみっちさん、フェイリンさん、うつマモルさん、da-kuraさん、nice! ありがとうございます。
by YAP (2010-12-20 07:47)
きむたこさん、甘党大王さん、nice! ありがとうございます。
by YAP (2010-12-22 07:42)
学校の授業でで知ってますが、行ったことないですね。
一度足を運んでみたいと思います。
by Lionbass (2010-12-23 10:28)
Lionbassさん、コメント & nice! ありがとうございます。
まるでタイムスリップしたかのような、そんな気にさせる歴史感じる建築でありながら、数年前まで稼動していたということに、ただ驚きました。
一見の価値があると思います。
by YAP (2010-12-24 07:38)