帰郷記 夏山登山 その1

この夏、帰省してやろうと思ったのは、実家からそう遠くないところにある、某山への登山。
山頂まで1,000mを超える高さではあるが、この辺りの子供は小学校か中学校で一度くらいは山頂まで登る機会があるくらいの山で、私のような素人でも気負いなく登ることができる。

 

この山に登るのは、小学校の林間学校で登ったのと、10年以上前にかみさんと登ったので、今回が三度目。

 

こちらが登山道の入口。
このように、夏山登山道が整備されている。

 

最初のうちは緩い階段が続いていて歩きやすい。

 

一合目に到達。

 

道はちょっとずつ山道のようになってくる。

 

二合目に到達。

 

歳のせいか、この辺りから既にけっこう息が切れてきて、早くも登山にチャレンジしたことを後悔し始める。
ということで、この先はカメラもバッグにしまいこんで、登ることに専念を。

 

　

三合目。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　四合目。

 

　

やっと半分、五合目。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　六合目。

 

この辺りからは、道もかなり険しくなって、歩きにくくなる。

 

　

七合目。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　八合目。

 

九合目。

 

なんとなく頂上も見えてきたが、天気はいまいちで全体にもやがかかっている。

 

ヒーヒー言いながら、なんとか頂上に到着。

 

肝心の山頂からの景色は、ご覧のように視界20m程度で何も見えず。
ブログ用に麓の景色が地形でどこだかわからないようにぼかさないといけないと思っていたが、そんな心配は無用だった。

3.11以来、いろいろと思うこともあり、そんな自分の中のもやもやを見つめなおそうと思い立った今回の登山だったが、この景色のようにもやもやは晴れないまま．．．
だが、これが今の私に対して暗示されているメッセージかもと思ったりもして。
もう少し、このもやもやの中でもがけ、と。

 

長くなってきたので、下りるときに見たものは次回へ。

タグ：登山

コメント 14

登山お疲れ様でした！
この記事、うちのダンナが見たら「行きたい！」って駄々をこねそうです。
九合目から頂上までは、これは橋？？
こういう雰囲気いいですね♪
私ものぼってるときは、ひーひーになるので、カメラを構えてる余裕がないです(笑)
by リュカ (2011-08-31 21:47) 

わたしは６月に岩木山登山でリタイヤしてしまったのを思い出してしまいました。歳には勝てませんでした。
by ＨＩＲＯＭＩ (2011-08-31 22:39) 

かなり整備された登山道ですね。登る人がたくさんいるのかな。
私の地元にも1000メートルくらいの山があって、オリンピックで回転とかに使われたんですが、小学校と中学校で登山遠足がありました。そのときのことを思い出しながら読みました。当時登山道は全くの山道でしたが、あそこも今は整備されてるのかなあ・・・
by めぎ (2011-09-01 00:00) 

のんびり美しいお里なんですね。
うらやましぃ〜。
もやもやと視界不良がまたいい雰囲気ですね♪
by きむたこ (2011-09-01 09:10) 

私も最近、不安ともやもや・イライラと格闘中。
どうしてこうなるのか、どうしてそう思うのか・・・等、分析することが好き
なので、ついつい考え過ぎてしまうんですよね。
しかも、自分のことだけじゃなくて、どうして彼はそういう行動をするのか
まで、考えてしまい・・・答えなんて出るわけないですのにね～（＾＾；
by junko (2011-09-01 09:29) 

いいですねー夏山登山！
去年の今頃か、高尾山に登りましたが、
清々しくて気持ちいいですね^^
by ユミ (2011-09-01 16:41) 

リュカさん、HIROMIさん、めぎさん、きむたこさん、junkoさん、ユミさん、コメント & nice! ありがとうございます。

リュカさん、
ハイキングや登山は、リュカさんではなくダンナ様のご趣味でしたか。
頂上付近の景色は、高山植物を保護するために、登山客がその中へ入っていけないよう、板を渡して登山ルートにしています。

HIROMIさん、
私も二合目あたりで息が上がったころは、歳を感じましたよ。
途中であきらめる勇気も必要だということは考えていましたが、休憩しながらなんとか登ることができました。

めぎさん、
今は富士山を筆頭に登山ブームらしいですからねえ。
この日もこんな天気ながら、多くの登山客がいました。
｢多く｣と言っても、そこは田舎の山ですから、こうして人があまり入らない写真を撮るタイミングを見つけるのに苦労するようなことはない程度でした。

きむたこさん、
やっぱり田舎は流れている時間が違いますね。
そういう時間の中にいると、自分の今の生活がなんか複雑に思えます。
きむたこさんも、日本に帰ってきて同じような気持ちかな？

junkoさん、
あ、私とよく似ているかも。
考えすぎるのはよくないと頭ではわかってるんですけどね。

ユミさん、
実は私はまだ高尾山未経験です。
あそこはあまり肩肘張らずにチャレンジできそうですね。
少し涼しくなってきたら、行ってみようと思います。

とみっちさん、Lionbassさん、あんぱんち～さん、あおいさん、nice! ありがとうございます。
by YAP (2011-09-01 18:56) 

これは本格的な登山、という感じですねえ。
１０００㍍というとけっこうな高さですものね。
頂上まで無事到着、なによりです。
できれば見晴らしを拝見したかったのですが、それはいつかまた。
頂上までどのくらいかかりましたか？
by ナツパパ (2011-09-01 19:42) 

ナツパパさん、コメント & nice! ありがとうございます。
たしかにハイキングというよりも登山という言葉のほうがふさわしい道でした。
途中けっこう休憩しながらだったので、2時間半近くかかりました。
by YAP (2011-09-02 08:34) 

登山良いですね。
私も素人なのでこの様な補整された登山道で登りたいです！
2~3時間位が理想のハイキング時間ですねぇｗ
by フェイリン (2011-09-02 12:19) 

小・中学校でこんな山に登ってしまうんですか～
深い森の中に分け入っていくような感じで、写真のように霧が濃い時は、とりわけ山の迫力を感じさせますね。
わたしは登山、立山連峰の「雄山」に決死の思いで登ったきり、していませんが・・・
下界にいる時に比べたら、精神が研ぎ澄まされるような心地になりますよね。


by mayumi (2011-09-02 12:33) 

フェイリンさん、mayumiさん、コメント & nice! ありがとうございます。

フェイリンさん、
あ、時間的にはフェイリンさんにちょうどいいかも。
途中険しいところもありますが、道なき道を行くなんてことはないので、整備されている部類に入ると思います。

mayumiさん、
田舎の子供はけっこうたくましいのかもしれません。
子供の歩幅は大人よりも小さいので、小学生だともっときついのだろうと思います。
私も小学校のときが初挑戦でしたが、かなり疲れた記憶があります。

tinaさん、nice! ありがとうございます。
by YAP (2011-09-02 18:20) 

登山をするために、体作りをしなくてはいけないんですね。
最近車ばかり乗っているので、体力には自信がありません。笑
by koyuki (2011-09-03 21:18) 

koyukiさん、コメント & nice! ありがとうございます。
最近は登山ブームだそうですが、いくら小学生でも登れる山とはいえ、それなりの覚悟と準備は必要でした。
富士山くらいになると、体力以外にも高地(低圧)への順応性も必要のようですね。
by YAP (2011-09-04 07:32)