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初めてのアメリカ出張 アメリカ上陸 (前編) [アメリカ出張]

初めてのアメリカ行きは、いきなりハプニングの連続だった。

その出張は、チームのリーダーの人と一緒に行くことになった。
「一緒」といっても、アメリカ入国までは別々。お互いにわがままなので、それぞれ自分のマイレージプログラムのために別々の航空会社で行き、ロサンゼルスで合流することにしていた。

ロサンゼルスまでは、成田から9時間くらいだったと思う。リーダーが乗る赤い飛行機も私が乗る青い飛行機も、出発・到着いずれもほとんど同じ時刻だ。
日付変更線を越えるので、到着時刻のほうが出発時刻よりも前にさかのぼる。なんともピンと来ない。

ロサンゼルスで入国審査待ちの列に並んでいたところ、私の直前に並んでいる小奇麗なおば様が気になった。家来のように寄り添っている男性と、青組航空会社の地上係員が荷物を持って付き添っていたりする。VIPのようだ。
そのおば様、色の薄いサングラスとキャップをかぶって変装(?)していたのだが、何気にこちらを向いたときにピンときた。
技術者の苦労話を語る、NHKのTV番組の主題歌でおなじみの、○島みゆきさんだ!
手に持っている入国カード(I-94)の名前も読めたが、たしかに、 "MIYUKI ****JIMA"  と書いてある。

元々が田舎者の私は、有名人との接近遭遇に驚いた。周りを見渡すと私以外に気づいている人はいないようだ。こういうときは、黙ってじっとしておくのが礼儀だろうと思い、じっとしていた。

 

リーダーとは、入国審査後のバッゲージクレームのところで、待ち合わせをしていた。しかし、待っても一向に来る気配がない。バッゲージクレームのターンテーブルの案内にも赤組便の表示はない。
近くの係員に聞くと、到着が遅れているとのことだ。
既に到着済みの自分が乗り継ぎに遅れたらまずいので、先に行くことにした。

国際線ターミナルを出る前に、スーツケースを再度預けなければならない。しかもアメリカ国内便では鍵をかけてはいけないことになっている。(9.11テロ以降なのかな?) 不安に思いつつも指示に従う。
ちなみに、後から知ったのだが、鍵をかけたまま預けると、それだけで怪しまれ、かなりの確率で無理やり壊してこじ開けられるらしい。

ターミナル間のシャトルバスで乗り継ぎ便のあるターミナルへ移動。
出発時間になってもリーダーはやって来ない。

初めて行く場所で一人というのは心細いが、しかたがない。

 

長くなってきたので、後編へ。


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