国際免許 [仕事]
もうすぐ出発する海外出張に向けて、国際免許を取得しに、最寄の免許試験場まで行って来た。
手続きに必要なものは、
- 申請手数料
- 写真(免許への貼付用)
- パスポート
写真は試験場で撮影できるので、実際、パスポートを忘れなければいい。
試験場の建物に入ると、かなりの混雑。
ほとんどは、交付や更新の手続きの人のようだ。
国際免許の申請窓口は、待っている人はゼロ。
申請書類を提出後、5分も待たずに発行してもらえた。
これで、ジュネーブ協約に加盟している国(たぶん100ヶ国くらい)では運転可能となる。
...
この国際免許を取得するたびに思うことなのだが、こんな簡単な手続きで、交通事情の違う国で運転することを許可していいのか?
信号の色(赤は止まれ、青は進んでよい)や基本的な標識は共通しているものも多く、運転に慣れている人には、あまり困るようなことはないだろう。
しかし、一番の問題は、日本は数少ない左側通行の国だということだ。
私の経験で話をすると、右側通行の国でも、しばらく走行すれば、すぐに慣れてスムーズに走ることができる。
「大丈夫、すぐ慣れるから」と言いたいのではない。現地についてからの走り始めに危険を感じるのだ。
それでも中央線があるくらいの道であれば、ちょっとした違和感だけですむだろう。
その道に出る前、ホテルやショッピングセンターの駐車場のようなところで、前から対向車が接近して来ようものなら、どうしても左に寄ってしまう。
他にも、現地特有の交通ルール(アメリカでの同乗者がいる場合の優先通行帯や4-way stop、ヨーロッパのランダバウト(Roundabout)等)も多い。
渡航する国に合わせて、数時間の座学と実技(教習所等を利用して)くらいは、やったほうがいいのではないかと思う。
このブログは、海外で暮らしている方からも読んでいただいていますが、そういう方々の生のご意見をぜひお聞きしたく、コメントいただければ幸いです。
初めて 海外に行った時、助手席に乗ってるだけでも怖かったし
右と左が違うって こんなに怖いんだぁって思いましたね
ふっとしたときに 何かあったらどうするんだろうって…
私はもし遊びで行ったとしても 車は運転しないでおきます!
by miho-rin (2006-08-19 20:54)
国際免許を取得してやってきましたが、
怖くてとても運転できません。(滝汗)
南スペインではオットが運転しましたが、
町中では、運転しているオットの緊張も伝わってきて・・・。
運転中、ずっと、右、右、と、二人でつぶやいていました。
もちろん、駐車場でも、右、右、と・・・。(苦笑)
なんかね、くるくる回って?右や左に行く場所が何カ所もあり、
はじめはよくわからなくて、とりあえずほかの車の様子を見て、
くるくる回って。(笑)で、よくわかってないから、
行くはずでない方向へ行っちゃったり。
慣れれば、いいのですが、慣れるまでが怖い・・・。
でも、慣れてうっかりも怖い・・・。
残念ながら、国際免許の有効期限は今月切れてしまって、
こちらで運転することはないと思います。
もちろん、こちらの教習所に行けばいいのですが、
そこまでしてのる必要もなく。(笑)
渡航先の教習所で、練習させてもらえたらいいな、
と、思います。
やっぱり、のらなくちゃわかんないですよね。
by knacke (2006-08-19 23:17)
わかりますよ!その気持ち。
私も無意識に対向車線で信号待ちしてましたから。^^;
国際免許を取得して海外で簡単に運転することはできますが、
長期で行かれる方は現地の免許に切り替えた方が良いと聞き
ました。交通事故を起こした時とか不利になるとのことですが、
その辺どうなんでしょうね。(もちろん言葉の問題もあるので
現地の免許に切り替えても状況は依然不利ですが...)
by basashi (2006-08-20 00:06)
海外での運転は怖いでしょうね、私も始めて海外でタクシーに乗った時はこんなにも感覚が違うのかと戦々恐々でした。
言われるように教習してから発行の方が安全でしょうね。
今はだいぶ慣れましたけど私は国際免許を所得してまで海外で運転する事は無いでしょうね。
by ぷらぷら (2006-08-20 00:21)
確かにそうですねー。
でも、イチイチ勉強させるまでは
色々と大元の指導も大変で出来ないのでは?
それだけ取得の値段も上がってしまいますし。
海外旅行自体何かあったら個人の責任ってのも
ありますから、事故った時も自己責任なのではないか?
って私は思いますね。
旅行で行かれる人にはちょっと不安な免許でもありますよね。
簡単に出されてしまって、、、
by nanako (2006-08-20 03:31)
そうなんですよね~。右左通行の違いもあればスウェーデンでの運転で一番怖かったのがランドバウト(ちなみにスウェーデン語ではロンデーレンRondellenと言います。) 私の場合、元彼にしっかりと路上訓練を受けたので今ではのほほんと運転していますが、日本人とかでランドバウトを知らないで運転する人とかってどうしてるのかな~と不思議に思います。ただスウェーデンでは唯一(EU加盟国は別として)日本とスイスの免許を持ってる人は1年以内だったらスウェーデンの免許に書き換えが可能。その他の国の人たちはスウェーデン人と同様に教習所へ通ってと1からやり直し、お金もかかるし大変です。多分、日本の免許取得への道がそれなりに厳しいからだと思いますけど私は書き換えだけで済んで助かりました。ドイツやスウェーデンは道も広く整備されていて結構走りやすいのですが、イタリアなんかは道も狭いし、都市に入るとベスパが割り込んできて何度冷や汗をかいたことか・・・
by こきさんじ (2006-08-20 07:55)
右ハンドルの道路では体の中心が「道路の中心よりもちょい右」という感覚がありますが、左ハンドルでその感覚のままいくと、車が道路の右によってっちゃいました。
気をつけているつもりでもすぐに端によってしまって。
右側のバイク・車の追い越しをするのが擦っちゃいそうで、怖かった記憶があります。
ヒヤリハット的な体験談をまとめた印刷物くらいあってもいいかなと思いますね。
by くっさめ (2006-08-20 09:10)
ほんとうですね~。渡航先に合わせて注意事項と簡単な標識が書いてある様なハンドブックがあったら良いですよね。私も最初はアメリカの免許を取るまで国際免許で運転してましたが、アメリカでは国際免許でも車買えるんですよ~。そう思うとちょっと怖いですよね。私は今ではすっかり右側通行に慣れてしまって、逆にUKや香港や日本が怖いですが・・。最初アメリカで運転し始めた頃は、一番危ないのがショッピングモールとかの駐車場内でしたね。それと車の少ない時間帯。一通から大通りに出る時とか。一通だから右側に寄ってないで一番左のレーンにいる場合とかあるじゃないですか。一瞬忘れちゃうんですよね、そういう時に左側通行って。つい癖で左に寄ってしまってお前何やってんだ状態でした。後は、日本に戻って運転した時、ウインカーじゃなくてワイパー動かしちゃうとか。ギアをいじるつもりが右手を思い切りドアにぶつけた、とか人間無意識になってる程危ないですよね~。どうぞお気をつけて運転して下さいね。 ちょっと関連して免許の事、トラバってみます。
by Zunko (2006-08-20 09:18)
みほさん、きむたこさん、basashiさん、ANAのSFCを目指してさん、nanakoさん、こきさんじさん、くっさめさん、Zunkoさん、コメント & nice! ありがとうございます。
みほさん、
乗っているだけでも怖いって、よくわかります。
右側通行の国で、助手席(右側座席)に座っていると、自分の目の前にハンドルやペダルがないことと、その分、広いスペースがあることが、妙に不安なんですよね。
私がこれまで遊びで海外に行ったとき(2回)は、いずれも交通の便利なところだったので、現地で運転は考えませんでした。
できれば、避けたいものです。
きむたこさん、
クルクル回って、って、ランダバウト(こきさんじさんによると、スウェーデンでは「ロンデーレン」だそうですね)ですよね。
あれは、慣れれば合理的ですばらしいシステムだと思いますが、その慣れるまでが大変ですよね。
書かれている通り、渡航先で少しくらい練習させてもらえばいいですね。
basashiさん、
対向車線で信号待ちって、自分もやってしまいそうなだけに、笑うことができません。
日本の都市部のように、交通量が多いところばかりではないですからね。周りにクルマがいなければ、こういう失敗はしてしまうと思います。
気をつけなければ。
ANAのSFCを目指してさん、
交通便利なところへの旅行だと、現地で運転しないということで問題ないのですが、例えば、アメリカの内陸部を行こうと思ったら、どうしてもクルマは必要になってしまいます。
難しいですよね。
nanakoさん、
たしかに、指導する側の問題もあるでしょうね。
自己責任というのは一理あると思います。しかしながら、万が一、こちらが加害者となる重大事故とか起こしてしまった場合、免許を発行した側の問題(責任)は、どう考えればいいのか、と思ってしまうわけです。
nanakoさんの場合、現地で生活されているので、そちらで取得されたかと思いますが、短期渡航者への実現性はともかくとして、そういう発行の仕方(渡航先の国が技量を認めて発行する)が、安全のためには確実なのでしょうね。
こきさんじさん、
国によって、交通事情は大きく違いますからねえ。
先進国と呼ばれる国では、比較的マナーもいい場合が多く、信号や標識を含め、基本的なルールを理解すれば、ある程度は運転できるのでしょうが、マナーもルールもあるのかないのかわからないような国では、知識なんて邪魔になるだけの場合もあるでしょうから。
くっさめさん、
ヒヤリハット的な印刷物というのは、役に立ちそうですね。
数少ない左側通行に慣れた日本人が陥りやすい失敗というのは、ある程度パターン化できるかもしれませんし。
Zunkoさん、
渡航先にあわせたハンドブックって、かなり役に立ちそうですね。
その国の標識や、一般的なルール・マナーが書いてあるのを事前に見るだけでも、何もないよりもかなり効果があると思います。
by YAP (2006-08-20 10:29)
仕事に関するエピソードを語ろう
はじめまして
気になる最新求人情報(http://plaza.rakuten.co.jp/hitodasuke/)というブログをやっている影武者といいます。お仕事に関するブログを拝見させていただきました。ブログリングというSNSの中で、仕事に関するエピソードを語ろうというコミュニティを作りました。参加いただけたらと思い、連絡をさせていただきました。如何でしょうか。ブログリングへの参加申し込みはこちらから→www.blogring.ne.jp
影武者
Kagemusha0319@yahoo.co.jp
by 影武者 (2006-08-20 11:25)
影武者さん、コメントいただきありがとうございます。
間もなく私は、3週間ちょっとの出張に出掛けてしまいます。
帰国後、興味があれば参加させていただきます。
お誘いいただき、ありがとうございました。
by YAP (2006-08-20 18:25)
私も国際免許を5分程度で取得したものの一度も使用することなく期限切れ間近となっております。
車があればと思うことも多いのですが、あったらあったで面倒だし、交差点のロータリーはいつ見ていてもどうするのかが良くわからない。信号で普通の交差点の方が嬉しいのに・・・。信号があるところも日本のように上に大きな信号機があるのではなく、歩道との境付近に遠慮がちに立ってるし、標識も違うし・・・。事故があってもフランス語じゃ対応はできないし、英語でも不安。
なので、結局は使わない方が気持ちが軽いという結果になりました!
by Kiri (2006-08-21 05:38)
Kiriさん、コメントありがとうございます。
便利な地域にお住まいであれば、無理にクルマで危ない思いをすることはないですよね。
法で定められたルール以外にも、「ローカルルール」みたいな地域の常識みたいなのもあるでしょうから、けっこう大変だと思います。
トラブル時の言葉の問題を考えると、たしかに不安を感じます。
by YAP (2006-08-21 08:13)
遅レススミマセン。
国際免許は持っていませんが、東ティモールの免許は持っています。
なんせ、日本と同じ左側通行で、何の違和感もなく運転しておりました。
そういえば、インドも左ですね。結構多い?
ちなみに、一番の相違点は、交差点でなく、サークルが多く、アイコンタクトは非常に重要と思われることろでしょうか。
by トリバン (2006-08-22 12:51)
トリバンさん、コメントありがとうございます。
遅レスは、私もよくやっていることですので、お気になさらずに。忙しい日が続くと、仕方ないと思います。
東ティモールの免許を持っているというのはすごいですね。
現地滞在が長いと、そのほうがいいのでしょうか?
左側通行国への出張が多いんですね。
アジア諸国は、アグレッシブな運転が多いというイメージがあるので、アイコンタクトと、危険予知能力は必須なのでしょう。
by YAP (2006-08-23 14:46)