アメリカ西部の原風景に出会う旅 5日目 Road to Antelope Calyon [アメリカ旅行]
この日も移動日。
モニュメントバレーの美しいビュートたちに別れを。
美しい場所を離れなければならないのは惜しいが、また次の絶景が待っている。
US-163 から AZ-98 に入った辺りでトイレに行きたくなってきた。
ショント(Shonto)という町の案内標識が見えたので、道をそれてそっち方面へ。
たどり着いたところに小さなナバホ族の集落が。
この写真の枠外左のほうにあった簡易トイレを借りた。
そこで危うく大珍事になるようなことが。
アメリカの簡易トイレは、私がこれまで見たところ、たいていは洋式の大便器が正面真ん中にあり(ここまでは日本でも同じですね)、左の壁の方に男性が立って小便をするための小便器がある。
私の後にかみさんが入ったのだが、その小便器をどういうわけか手洗い場と勘違い。
小便器中に落としてあった丸い消臭剤を石鹸と思ったらしい。
ただ、水を流す水道がなかったため、手を洗わずに(というか洗えずに)そのまま出てきたので無事だったのだが、危うく私の小便がかかったばかりの消臭剤を手に取るところだったらしい。
危機を脱したところで、AZ-98 本線に復帰。
ちょっと雲行きが気になる。
この日の最初の目的地は、死ぬまでに行きたい場所 その3、アンテロープキャニオン(Antelope Canyon)。
アンテロープキャニオンには、アッパーアンテロープキャニオンとロアーアンテロープキャニオンとあり、私が集めた情報によると、どちらもよく似ているので二つとも行くほどではないとのこと。
アッパーは、内部がけっこう広くなっている空間が多く、ツアーやガイドブックの写真によく使われているのはこちらの方。
近くのペイジ(Page)という街からのツアー(要事前予約)に参加しなければ行くことはできないそう。
対して、ロアーは、内部が狭く、長さはアッパーより長い。
こちらは予約なしで直接現地に行けばいい。
私たちは、ロアーの方に向かった。
AZ-98 を西に向かって走っていると、火力発電所の三本の煙突が見えてくるので、これが目印。
この発電所のすぐ西側の道を北方向に曲がると、左手にロアーアンテロープキャニオンの駐車場が見えてくる。
アメリカは本当に広いですね。地図で見るとほんの一部分の場所なのに、こんなに荒涼とした景色が続いているんですものね。こういう景色を見ていると、人生観が変わってくるのも分かる気がします。
by めぎ (2009-06-21 18:18)
ガイコクでのトイレ話はいろいろあって面白い(失礼)ですね。
いや、手に取らなくてよかったですね。(≧v≦)
今、とにかく外に出ればひどいトイレ事情なので、
トイレネタに食いついてしまいました。(苦笑
スバラシイ風景、後ろ髪をひかれますね。
今も、後ろ髪、ひかれていらっしゃるかな。
by きむたこ (2009-06-21 19:34)
う~ん、アメリカはすごいですね。
ヨーロッパと全く違う・・・当たり前か。
後でゆっくり、今までの分も見せていただきますね。休みが長かったもので・・。
by ネコタマメイ (2009-06-21 22:00)
わかります。多分学校の水飲み場みたいな何人か並ぶステンレスの流しみたいなのじゃないですか?
Vashonへ行くフェリーとフラグスタッフのMuseum Clubのトイレがそれでした。最初見たときは便所掃除のモップ洗うところだと思いました。ちょっと気持ち的にあそこで白人のおっさんたちと並んでする気にはなれなかったです。音が凄そうだし。なので個室でしました。
by GOMENTE (2009-06-22 01:58)
めぎさん、きむたこさん、ネコタマメイさん、GOMENTEさん、コメント & nice! ありがとうございます。
めぎさん、
アメリカは本当に広いです。
都市部をちょっと離れると景色が変わるのはヨーロッパと同じですが、その変化度合いが全然違うのがすごすぎて。
きむたこさん、
今もひかれてますよ。
あの風景の中に戻りたいって思うことはしょっちゅうです。
トイレネタに食いついていただいて、ありがとうございます。
いや、ほんと良かった、手に取らなくて。
ネコタマメイさん、
お久しぶりです。
ヨーロッパとアメリカって、景色が全然違います。
ヨーロッパって、アジアに住んでいても想像できる範囲内なのですが、アメリカはそれを超えてると思いました。
GOMENTEさん、
ここで借りたのは、一つ一つの箱になっている、工事現場の隅にあるようなプラスチックの壁に囲まれた簡易トイレです。
水飲み場みたいなトイレはヨーロッパでもよく見ますね。
by YAP (2009-06-22 07:44)
移動中の写真を拝見すると、やはり過酷な環境ですねえ。
こう言うところでの生活は大変そう。
アンテロープキャニオンは初めて伺う名前です。
どういうところなんでしょう、ワクワクです。
by ナツパパ (2009-06-22 08:09)
ふふふ、そうですよね。
トイレ問題は大問題!
これだけの自然の中では、当然、トイレは「簡易」しか
求められませんよね~(^^)
by junko (2009-06-22 09:02)
ショントという町を初めて耳にしました!
お手洗いがあってよかったですね。北海道で困った記憶があるのでw
ああ…煙突懐かしいです。
by フェイリン (2009-06-22 13:52)
おトイレ・・・女性にとって大問題です!
スペインでも、「おトイレ事件」いろいろありました。(笑)
それにしても、何もかもが、壮大ですね!すごい!
by 猫パンチ (2009-06-22 15:34)
アメリカの大自然は、ほんとう広大ですよね。私の初めての海外がアメリカだったのですが、その素晴らしさに言葉を失ってしまったのを覚えています。
おトイレ問題は、旅行していると、いろいろありますよね~。たまにこれってどうやって使ったらいいんだろう???と悩むこともあります。
by りっちゃまん (2009-06-22 19:30)
ナツパパさん、junkoさん、フェイリンさん、猫パンチさん、りっちゃまんさん、コメント & nice! ありがとうございます。
ナツパパさん、
先住民の居留地になっているところでは、苛酷な環境で生活していらっしゃる方が多くいます。
ヨーロッパからの移民に迫害されて住むようになった地域が、今ではそれがアイデンティティを示すような環境となっているところが、なんとも皮肉です。
junkoさん、
トイレは特に女性にとっては大問題ですよね。
男なら、てきとうにその辺で済ませることも簡単ですから。
フェイリンさん、
ショントは町というより集落ですから、ご存じないのも無理はありません。
私たちも、たまたま目にした看板にしたがって行っただけですので。
猫パンチさん、
うちのかみさんに言わせると、スペインのトイレはけっこうひどいところが多かったようです。
それに比べると、アメリカは田舎でも全然問題なかったそうです。
ここで珍事に至らなかったおかげもありますが。
りっちゃまんさん、
アメリカの自然はスケールが違いますよね。
同じ星とは思えないすばらしさです。
toraneko-toraさん、nice! ありがとうございます。
by YAP (2009-06-23 08:02)
いや~珍事にならなくて何よりですね。
日本のトイレってホントコダワリで
いつも海外ゲストと話題になります。
もって帰りたいという兵もいますが(笑)
今まで使ったトイレでココ上海が一番危険かつ
汚かったですね~。
by りゅう (2009-06-23 08:35)
りゅうさん、コメント & nice! ありがとうございます。
私は以前のアメリカ出張で、寂れたガソリンスタンドのトイレを借りたときに、暗いし汚いしボロいし、なんだか身の危険を感じました。
上海は中国の中では発展しているので、トイレも整備されているところが多いのではと想像していたのに、意外です。
いっぷくさん、haruさん、nice! ありがとうございます。
by YAP (2009-06-24 07:51)
私はペイジに2泊してレインボーブリッジ&アッパーアンテロープ行きました。
日本ではペーパードライバーなんですけど、せっかく国際免許取ったので記念に運転しました(笑)それが、この道!久しぶりの再会です(笑)
by derico (2009-11-04 00:22)
dericoさん、コメントありがとうございます。
アメリカの田舎道はクルマが少なくて走りやすいですよね。
うちのかみさんもペーパードライバーですが、ほんのちょっとだけ運転させて見ました。
nackさん、hideyuki2007yさん、nice! ありがとうございます。
by YAP (2009-11-04 07:40)