スペイン旅行記 '05年4月 5日目 セゴビア半日バスツアー(1) 水道橋 [スペイン旅行]
この日の午前中は、セゴビア(Segovia)への半日バスツアー。スペインに到着した二日目に、ガイドブックの広告に出ていた日本語観光ツアーに申し込んでいた。
待ち合わせ場所のホテル・メリア・マドリッド・プリンセサへ、朝8:30に集合。やっぱり朝が早いとしんどい．．．
ツアーというのは良し悪しで、あまり細かい予定や移動手段を悩まずにすむ反面、朝が早かったり、時間に縛られて自分の見たいものがゆっくり見られないという面もある。
ちなみにこのツアーのお値段は、4.5hrで一人65ユーロ。高いと思うか安いと思うかはおまかせしたい。
待ち合わせ場所に行ってみると、地味なおっさんが一人待っていた。このおっさんが添乗員らしい。
おっさん「今日はあなたたちだけの貸切ですから、のんびり楽しみましょう。｣
これはラッキーとか思ったが、意外とそうでもなかった。
このおっさん(自称「ドン・たいち」（仮名）、以下「ドン・たいち」とする）、とにかくしゃべる、しゃべる。客が私たち二人だけということは、常に話し相手をしなければならないということだ。
あまりに話が弾んで(？)、セゴビアにたどり着く前に、スペインに住むに至ったドン・たいちの半生記まで聞いてしまった。
セゴビアで最も有名なのは、この水道橋。ローマ時代に作られたもので、これを含むセゴビアの街が世界遺産になっている。
さり気なくマリア像が。
いただいたコメントの中に、「マリア様がお稲荷さんに見える」というものがあったので（たしかに．．．）、超拡大。
この歴史ある水道橋の向かいには、これもまた歴史を感じさせる旧市街が広がっている。
それにしても寒い！
この日のセゴビアの気温は約10'C。寒いのは予想していたので、ダウンコートを持って行っていたが（こういうのが荷物が増えるモト）、役に立った。
貸し切りツアーも微妙ですね。
話が弾みすぎて、観光以外の話まで聞けちゃった（？）に、
爆笑しちゃいました。
マリア様、見晴らしのいいトコロにいらっしゃるのですね。
かわいい、なんて言ったらマリア様におこられちゃうかな。
えへ。
by knacke (2007-01-19 20:59)
>常に話し相手をしなければならない
に爆笑しちゃいました。
ツアーがお二人の貸切でも、お二人の耳はドンたいちさんの
貸切になっちゃいましたね。
by haru (2007-01-20 01:34)
ドン・たいちさんは日本人の方なんですか？
半生記も気になりますー（笑
by chii (2007-01-20 10:14)
曇り空ですごく絵になる景色っていいなあと思いました。スペインってもう少し明るいくあったかそうなのが一般のイメージでしょうけどヨーロッパって考えるとこういう色のイメージがあります。マリア様、お稲荷さんかと思ってしまいました（笑。
by GOMENTE (2007-01-20 12:31)
セゴピア、良いですね～私は未踏の土地です。行きたい・・・
私も同じ経験した事ありますよ～、現地で長く住んでる日本人の方とか。日系人で日本が多少話せる方、とか。きっと日本人と日本語で話せるのが凄く嬉しかったのでしょうね。。気持ちはわかります。。けど半生記を聞かされたら困りますね～きっとツアーの添乗員をされてる方なのであろうから、来る日本人全員に話してるのかもしれないですしね。。。でもちょっと興味あり。
by Zunko (2007-01-20 14:59)
きむたこさん、haruさん、chiiさん、GOMENTEさん、Zunkoさん、コメント & nice! ありがとうございます。
きむたこさん、
貸し切り状態ということは、旅行会社にとっては間違いなく赤字で、私たち客から見ると、破格値でチャーターできたことになるんですよね。
それを考えるとお得なのだけど、外の景色を楽しむ余裕がないほどの会話というのは、やっぱり微妙です。
haruさん、
なかなかうまいことを言いますね。座布団をあげたいくらいです。
けど、かみさんは窓側の席でうまく距離を置いていたので、実際は私がほとんど相手をしていました。
話そのものは上手でおもしろいのですけど、長すぎるのはちょっと。
chiiさん、
はい、日本人でした。
サラリーマン時代、仕事やプライベートで何カ国も周って、いざ会社を辞めてどこかの国に住もうと考えたときに、一番暮らしやすそうだったスペインにやって来たと言っていました。
その辺りは覚えているのですが、他の話もいろいろあったはずなのだけど私の記憶に残っていません．．．
GOMENTEさん、
私が行った4月中旬頃は、内陸の方はまだ寒さを感じました。
実際、この時期はまだそういう日が多いみたいです。
お稲荷さんに見えちゃうということで、拡大写真を追加しておきました。
たしかに、かぶせてある布（スペイン国旗かな？）の色で、そんな風に見えますね。
Zunkoさん、
セゴビアは、マドリッドから定期路線バスも出ているはずで、約1時間くらいで行けます。
旧市街も美しく、お勧めできる街です。
ドン・たいちは、プロの添乗員（たしかにいろいろ歴史的なことをご存知でした）なので、普段から多くの日本人観光客と接しているはずです。
きっと、ただのお話好きのおじさんです。
by YAP (2007-01-20 18:10)