パワステトラブル

久々のクルマネタ。
最近、ちょっとしたトラブルが2件（いや、1件は「ちょっとした」程度よりは大きかった）続いたので、その報告を。

第1弾は大きい方。

先日の夜、クルマに乗ったとき、いつもと違う感覚に襲われた。
駐車場を出ようとしたところ、ハンドルが切れない。

？？？
一瞬、事態がよくわからなかった。
それくらいハンドルが重かった。

そのものずばりのパワーステアリングトラブル。
一般的なパワステは、エンジンのクランクにつながったアクセサリベルトで機械的に駆動されるポンプで発生する油圧によって、パワーアシストをする。
MINIの場合、この油圧ポンプの駆動が電動となっている。
この電動モータが動かなくなったようだ。

私が初めて購入したクルマは、パワステなんてものはついていなかった。
FFだったといこともあり、かなりハンドルが重かったのをおぼえている。

ところが、今回のトラブルを抱えたMINIのハンドルの重さは、そんなもの比較にならないほどだ。
通常、パワステ付きのクルマは、無し（今どき少ないが）のクルマに比べて、ステアリングのギア比が高い。
特にMINIは、ハンドリング重視のクルマなので、ギア比はかなりクイックだ。
その分、今回のようなトラブルに見舞われてしまうと、恐ろしくハンドルが重くなる。
走り出してタイヤが転がればなんてことはないが、車庫入れのときのような極低車速のときには、全力で必死に回さねばならず、大げさな表現ではなく、あばら骨にまで響いてくるほどだ。
据え切りなんて、絶対に無理。

とりあえず、ディーラに持ち込んで調べてもらったところ、電動ポンプにつながっているコネクタのピンが曲がって接触が悪くなり、エラーモードに入っていたらしい。
この前の車検のとき、電動ポンプは交換（無償）してもらったので、そのときの作業不良だろう。

コネクタを修正し、専用ツールでエラーをリセットしてもらえば良かったのだが、再度ポンプ交換、さらに配線の一部改修までしてもらえた。
この細かさは、やはりBMWとしてのプライドからなのか？

コメント 5

そうですよね。
私も最初の車はパワステなしでした。
おかげで今でも何とかなるような気がしますが。
さすがに力自体はないので。(-_-;)
相当昔に友人のバンダのアバルトでしかもタイヤインチアップ当然幅アップのパワステなし。ホントに車庫入れは一汗かいた記憶があります。
by トリバン (2006-10-21 12:20) 

そんなに重たいんですかー？？
びっくりですよぉぉ！！
ＹＡＰさんの車、とっても可愛いですねぇ！！
色もとっても可愛い！！

って、他にも車、持ってませんでした？？
by nanako (2006-10-21 13:05) 

トリバンさん、nanakoさん、コメントありがとうございます。

トリバンさん、
昔はパワステなんて、高級車だけの特別な装備だったというのに、贅沢になったものですね。
パワステなし車経験のあるトリバンさんならわかっていただけるのではと思うのですが、一度くらいは、本当のステアリングの重さを体験しておくのも、大切な気がしませんか？

nanakoさん、
重いなんてモンじゃありません。
まるでロックされているかのようなほど。
ちなみに、日本の一般的サラリーマンでは、1台のクルマを所有するのがやっとこです。
たぶん、過去乗っていたクルマを紹介したときのことではないでしょうか？
nice! ありがとうございます。
by YAP (2006-10-21 18:27) 

こんなの突然起きたら怖いですね。
ディーラー側もそのへんを理解して誠意を見せてくれたって
ことなんですかね。
by Jalana (2006-10-22 01:17) 

Jalanaさん、コメントありがとうございます。
交差点を曲がるくらいの速度だと、けっこう重さを感じるので、突然だとけっこう怖いです。
無事に解決してホッとしました。
by YAP (2006-10-22 13:20)