スペイン旅行記 '05年4月 ホテル・ノウベル [スペイン旅行]
2日目の晩メシは、ガイドブックにも載っていて、行列ができるほどだと評判の某レストランへ。
現地での食事全てを写真に収めようと思っていたが、そんな気が失せたほどまずかった...
ということで、これで話が終わってしまうので、ここでバルセロナで宿泊していてホテルの紹介を。
けっこう歴史を感じさせてくれる建物だが、部屋はけっこう広く、小ぎれいだ。
バルコニーから通りを見下ろすとこんな感じ。
なかなか雰囲気がある。
カタルーニャ広場からランブラス通りに少し入り、さらに小さな路地を入ったところにあり、観光にも便利だ。
お勧めです。
スペイン旅行記 '05年4月 2日目 ゴシック地区 [スペイン旅行]
ガウディ建築を堪能した後は、歴史的建築物が並ぶゴシック地区へ。
コロンブスが、アメリカ大陸発見の報告で、スペイン国王に謁見したという、王の広場。
ただし、ここはこの広場を見るだけなので、雰囲気を感じたら、あっという間に終了。
狭い路地には、こんな人たちも。
路地から出た広場で、通り行く人たちの視線の先には...
カテドラル(Catedral)。ただし、外装工事中でこのような状態。
中は見学可能なので、入って行く。
荘厳な雰囲気に包まれている。
(王の広場、カテドラルとも、最寄は、地下鉄4号線 Jaume I 駅)
スペイン旅行記 '05年4月 2日目 カサ・ミラ [スペイン旅行]
続いて、カサ・ミラ(Casa Mila)へ。
この奇妙ともいえる建物が、集合住宅として現在も使用されているのが不思議でたまらない。
ここも見学できるので中へ。
一歩入ると、空に続く大きな吹き抜けを建物が囲んでいるのに驚く。
豪華な調度品の数々...だけど、肝心の部屋全景がないのはなぜ?
この頃はブログなんて始めると思っていなかったので、写真も適当に撮影していたようだ。
最上階には、ガウディ建築に関する博物館がある。
写りが悪くて見えづらいが、これは、ガウディが設計のアイディアとしたものらしい。糸を結び、先端に重りを吊るし、糸の張る形を見て、構造を考えたそうな。鏡に映して上下を反転させると...
このように、サグラダ・ファミリアの尖塔の形になる。
続いて屋上へ。
この奇妙な突起は煙突。
ここでも曲線で構成された不思議な空間が広がっている。
(地下鉄3、5号線 Diagonal駅)
スペイン旅行記 '05年4月 2日目 カサ・カルベ & カサ・バトリョ [スペイン旅行]
バルセロナの天才的建築家、アントニオ・ガウディの作品を巡る。
サグラダ・ファミリア以外のガウディ建築は、まとめて世界遺産となっている。
カサ・カルベ(Casa Calvet)
現在も住居として使用されていて、1階にあるレストラン以外は中に入ることができない。そのレストランもなかなかのお値段なので、外からのこの1枚を撮影しただけ。
(地下鉄1号線 Urquinaona駅)
カサ・バトリョ(Casa Batllo) (右の煙突付きの建物)
ここは見学可能なので、迷わず中へ。
大きな吹き抜けが。
部屋の灯りも奇抜ながらも美しいデザイン。
上階へ行くと、不思議な雰囲気の部屋が。ガウディらしい、曲線多用のデザイン。
屋上にも出ることができる。
青い空と風が気持ちいい。
(地下鉄3号線 Passeig de Gracia駅)
スペイン旅行記 '05年4月 2日目 カタルーニャ音楽堂でランチ [スペイン旅行]
カタルーニャ音楽堂へ。
行ったのはいいが、この日の見学チケットは既に売り切れ。
しかたないので、翌日の分を予約購入。
ということで、写真は翌日のレポートの時に。
ちょうどお昼頃だったので、この音楽堂内のBarで昼メシを。
ピンチョス(パンにちょっとしたつまみが乗って楊枝で止めてあるもの)数個とビール。天気がいいので、外のテラスで。
旅先での昼間からのビール、幸せなひと時でした...
スペイン旅行記 '05年4月 2日目 サン・パウ病院 [スペイン旅行]
この美しい建物、サン・パウ病院(Hospital de Sant Pau)という、現在も立派に使われている現役の病院だ。
ここの建物は、世界遺産になっている。
ガウディの先生にあたる、ドメネク・イ・モンタールという人が設計したそうだ。
ご覧のように、これが病院かと思うほどの独特のデザイン。こんな病院なら、気力も高まり、回復も早いかもしれない。
ガイドブックとかでの扱いはとても小さく、日本ではマイナーなところだが、一見の価値がある施設だと思う。病院なので入場料とかはかからないが、有料の見学ツアーがあるそうだ。
ただし、現在も普通に使われている病院なので、はしゃぐのは控えましょう。
正面門から外を見ると、サグラダ・ファミリアが。
サグラダ・ファミリアから歩くことも、そんなに苦にならない距離だ。
(地下鉄5号線 Hospital de Sant Pau 駅)
スペイン旅行記 '05年4月 2日目 サグラダファミリア(3) [スペイン旅行]
サグラダ・ファミリア聖堂の裏口にあたる門、「受難の門」。
こちらは、ガウディの死後、弟子にあたる人たちで作られた門だ。
彫刻類も、ガウディが直線をほとんど使わなかったのとは対照的に、直線と平面で構成されている。
スペイン旅行記 '05年4月 2日目 サグラダ・ファミリア(2) [スペイン旅行]
螺旋階段が延々と続くが、ところどころに窓があり、外を見ることができる。
外壁にある彫刻を間近で見られたりする楽しさで、あまり疲れるという感じはない。
左右の尖塔を結ぶブリッジ(上の写真の赤丸内)に立って上を見る。
青い空に伸びる塔。クレーンが入ってしまうのはしかたない。
本堂にあたる部分を見下ろすと、今も工事の真っ最中。
反対側の「受難の門」と呼ばれる側の尖塔。
次回も、もう少しサグラダ・ファミリアの写真を。
スペイン旅行記 '05年4月 2日目 サグラダ・ファミリア(1) [スペイン旅行]
前回紹介したバルセロナ・カードで地下鉄に乗り、いざ、サグラダ・ファミリア聖堂(Temple de la Sagrada Familia)へ。
言わずと知れた、アントニオ・ガウディ設計による、大聖堂だ。
地下鉄の駅から地上に出ると、いきなり巨大な姿が目に飛び込んでくる。
ちょっと引いて全景を。
実は、現在までに完成して公開されている部分は、表と裏の門にあたる部分のみ。この4本の尖塔(反対側の門のも入れると8本)も、小さな飾りに過ぎない。120年前に着工されたそうだが、いつ完成することやら。
こちらは、「誕生の門」と呼ばれるメインの門。細かい彫刻が、とにかくすばらしい。
ガウディの建築物の多くは、世界遺産として認定されているが、なんと、このサグラダ・ファミリアは世界遺産ではない。未完成だからということでらしい。
いよいよサグラダ・ファミリアの中に入る。
エレベータはあるが、案の定、故障中。
尖塔の中にある螺旋階段を見上げると、どこまでも高く続いている。しかたなく、この階段で上がっていくしかない。
(地下鉄2、5号線 Saglada Familia駅)
スペイン旅行記 '05年4月 バルセロナ・カード [スペイン旅行]
バルセロナ市内の様子をお伝えする前に、少しお得なお知らせを。
市内観光の強い味方。
それは、バルセロナ・カード。
私たちは2日券を購入。たしか22ユーロくらいだったと思う。もちろん有効期間が長いほど、お得度も増す。
主な特典は以下の通り。
- 地下鉄、バス等の、市交通局が運営する交通機関が乗り放題。
- ほとんどの主要観光施設で、入場料が10~50%くらい割引される。
- その他、レストラン、ショップ等、割引される店も多数。
ビシッと決まった予定もなく、あっちに行ったりこっちに行ったりと、地下鉄やバスでの短距離移動が多い私たちにとっては、この上なくお得なカードだ。
このカード、バルセロナ観光協会も販売にかなり力を入れているそうだが、意外にも「地球の歩き方」には載っていなかった。
私たちは、初日、空港到着時に観光案内所で購入。その他、主要駅や市内の観光案内所でも購入できる。
当然のことながら、有効日数が長くなるほど、1日あたりに換算した料金は安くなる。
2006年現時点での価格を見ると、
2日券;23ユーロ(11.5ユーロ/day)
3日券;28ユーロ (9.3ユーロ/day)
4日券;31ユーロ(7.75ユーロ/day)
5日券;34ユーロ (6.8ユーロ/day)
2日券だと、けっこう意識してアグレッシブに動き回らなければならないので、静かに動きたい人には、市内交通機関の回数券を購入し、各施設にも通常の料金で入場した方がいいかもしれない。