二度目の北海道出張 帰路 [北海道出張]
短期の出張も終わり。
空港で時間があったので、展望デッキへ。
JAL・JAS統合後、しばらく経っていたにもかかわらず、旧JAS塗装機が。さすがに今はもうないと思うが。
滑走路の向こうには、名残惜しいほどの美しい田園風景が。
これにて、北海道出張シリーズは連載を終了。
次回から、二度目のスウェーデン出張を書き始めます。
二日間の打合せのみだったので、これまでにない短期出張。それだけに、ネタも少なくいのですが、お付合いいただければ幸いです。
二度目の北海道出張 美しい風景 [北海道出張]
休日2日目は、近場をクルマでウロウロと。近場といっても、少し郊外に出れば景色は一変する。
夏の北海道は、ほんとうに美しい。
本州の市街地に住んでいると、海外にやってきたような感覚さえ感じるほどの雄大さがある。
ジャガイモ畑に
麦畑。
圧巻だったのは...
見渡す限りのひまわり畑。
さすがひまわり、ひとつの花が大きい。
こんな美しい景色に囲まれて暮らせる北海道の人たちを、すごく羨ましく思ったりする。しかし、それは冬の厳しい寒さを知らないからだと怒られてしまうだろう。
ひとつはっきりしているのは、これまでに会った北海道出身の人たちは、北海道が大好きで、北海道の大自然を誇りに思っているということ。
この日の昼メシ。
イクラ、カニ、ホタテの三色丼。説明するのももったいないほどのうまさでした。
二度目の北海道出張 湖めぐり -後編- [北海道出張]
北海道出張での休日初日。前編はこちら。
摩周湖を離れて、少し山の中の道に入ると、野生のキタキツネに遭遇。
大きさからして、まだ子供だろう。こちらを威嚇している。
屈斜路湖へ行く途中で、硫黄山に立ち寄った。
独特の景色は美しいが、硫黄のにおいが鼻を突く。
屈斜路湖へと向かう。
屈斜路湖といえば、やっぱりこれ。クッシーでしょう。
この湖のどこかに、クッシーはいるのだろうか...?
ホテルへ帰る途中に、小清水原生花園というところに立ち寄った。
「原生花園」に行っていながら、残っているのはそれを思い出せないような景色の写真ばかり。
なぜだ?
二度目の北海道出張 湖めぐり -前編- [北海道出張]
この出張、約1週間の期間だったが、幸いなことに休日(土日)をはさんでいた。
で、その休みの土曜日、阿寒湖、摩周湖、屈斜路湖へ行くことになった。
クルマを走らせると、そこには北海道らしい美しい風景が。
阿寒湖に到着。
きれいな湖を眺めているだけで、心が洗われるようだ。ね、おじさん。
阿寒湖周辺には、たくさんのみやげもの屋が。
上のお店の看板犬。図体はでかいが、妙におとなしい。あまりにもおとなしいので...
足をひっくり返して、肉球を撮らせていただいた。
アイヌの人たちに縁のあるものも多いようだ。本州からの人々がたくさん移り住んでくる中にも、現代に自分たちの伝統文化を伝えようとしているところが、ネイティブ・アメリカンとダブって見える。
続いて、摩周湖へ向かう。
「霧の摩周湖」と言われているくらい、霧にかかって見られないことが多いと聞いていたが、ご覧のようにきれいに見ることができた。
聞いた話だが、最近は霧がかかる日のほうが少ないそうだ。これも地球規模の環境変化の影響か?
写真も多くなったので、後編へ。
二度目の北海道出張 空港での困った人 [北海道出張]
新シリーズ、「二度目の北海道出張」の連載を開始します。
「二度目の北海道出張」があるということは、「初めての北海道出張」があったということ。しかし、「初めての...」は、雪で閉ざされた冬で、しかも休日がまったくなかったので、ネタになるような話が思い出せない。
初めて行った冬の出張で撮影した景色らしい景色はこの一枚だけ。
ということで、勝手ながら、いきなり「二度目の...」ということで書き始める。
ちなみに、この「二度目の北海道出張」の時期は、昨日連載終了した、二度目のアメリカ出張の直前だった。
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日本のほとんどの自動車メーカや自動車部品メーカは、北海道にテストコースを持っている。私が当時勤務していた会社もそうだった。最大の目的は、寒冷地での評価。もちろん、冬にしか使わないというのはもったいないので、夏でも今回のように、評価に使用したりする。
出発の日、朝から最寄の某地方空港へ。
出発カウンターのところへ行くと、横の方から若い女性の激しい怒鳴り声が聞こえてきた。
私が手続きの順番を待っている間も、大きな声で話し続けている。どうやら航空会社地上係員に苦情を言っているようだ。聞き耳を立てていたわけではないが、あまりに大きな声なので状況がほとんどわかってしまった。
- 彼女はその日、旅行に行く予定だった。
- 何かのトラブル(不可抗力か本人の過失かは不明)で搭乗手続き締め切り時間に遅れた。
- 空港に到着したのは、時刻表に書かれている出発時間よりは早かった。(手続き終了後なので、おそらく5分程度前と思われる。)
- 「時刻表にある出発時間に間に合ったのに、自分は置いて行かれてしまった。」と、彼女は怒っている。
- 「飛行機が時間に間に合った客を勝手に乗せずに出発したのだから、チケット代を払い戻すべき。」というのが、彼女の主張。
- 「旅行の予定がすべてパーになったので、旅行にかかる費用をすべて補償すべき。」と、さらに要求。
あまりの激しい勢いに係員も困り果てていたし、私が手続きを終える頃には、警察官の姿も見えた。隣にボーっと立っていた、彼氏らしき人もかなり引いていた。
飛行機の場合、電車と違って、搭乗手続きやセキュリティチェックがあるので、時間の余裕を見ておく必要がある。それは、時刻表や航空会社ホームページにも書いてあることなのだが、おそらく彼女はそのことを知らなかったのだと思う。
楽しい旅行が台無しになった気持ちもわからないではないが、全額補償を航空会社に求めるのは、さすがに筋違いだろう。
空港には早めに行きましょう。
搭乗前に、珍しい飛行機を発見。
日本国政府専用機。たしか、イラクへ最初に行った自衛隊の部隊が戻ってきたところだったと思う。