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not iPhone !! [モノ]

ここで告白します。

実は私、アンチ Apple である。

理由はあるようなないような...
最初に就職した会社の同僚の人で、どうにもこうにも馬が合わない人がいて、その人が Mac の強烈な支持者だった。
しいて理由を挙げるとすると、その人と同じものを所有するのに抵抗があるというか、そんな子供じみたわだかまりをなんとなく引きずっている。






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そんな私が使っていた iPod nano Gen4 16GB が容量いっぱいになり、お役御免とすることにした。
曲数にして2602曲。





 

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最後にかかったのは、Sarah Bargess の I'm So Crushed。






そんなアンチ Apple な私が後継機として選んだのは...




 

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SONY タイマー再び? [モノ]

ソニータイマーについては、以前に一度記事にしている。

SONY Timer ?

またそんな言葉を思い出してしまう出来事が。

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Deff ポータブルヘッドホンアンプ Deep Bass DDA-i10RCBK レビューその2 音は良いよ、だけどなあ... [モノ]

みんぽすさんからお借りしている Deff の iPod/iPhone/iPad 用ポータブルヘッドホンアンプ、Deep Bass DDA-i10RCBK のレビューをまとめようと思う。

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ごらんのようにコンパクトなボディの本製品は、携帯も楽でいろいろな場面で試すことができた。
使用しているイヤホンの遮音性が高いので歩きながらの移動時に使用することはできないが、会社での昼休み時、出張での移動時(車内で静止しているとき)、家の中で寛いでいるとき、等々。

イヤホンだけで聴くのと比べると、明らかに音が豊かになり、特にアコースティックな楽器が奏でる余韻の部分がしっかり伝わってくるのがわかる。
製品名からして低音に強みを持っているようだが、高音もきれいに伸びを感じる。





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私が所有している iBasso T3 Hj と比較すると、Deep Bass はちょっと大袈裟な響きに感じなくもないが、ほとんどの人が気に入るのは Deep Bass の音だろうと思う。
私も残念ながらそっち側で、自分の持っているものを贔屓したい気持ちが入るものの、Deep Bass をしばらく聴いた後にアンプを入れ替えると、ちょっと物足りなさを感じてしまった。
全体的に音が「派手に鳴る」ような印象だが、所謂「ドンシャリ」と呼ばれるような下品さはなく、清々しさを感じる音だ。





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音以外の部分に目を向けると、ご覧のようにシンプルな操作系で、操作部をポケットに入れたままでもブラインドタッチで可能だし、もちろん、背面のクリップで服に固定しても使いやすい。
ケーブルも長過ぎず短過ぎずでちょうどいい。





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ドックコネクタとの接続部は、ウェスト部分が一段小さくなっていて、iPhone とかを保護ケースに入れて使っている人もそのまま使用できるように配慮されている。
こういう心遣いはうれしいところ。




ここまでいいところを書き連ねてきたが、もちろん悪いところも見逃さないよ。

こいつのいただけなかった部分のひとつは、電源オン時の耳を劈くようなほどの大きさのスイッチングノイズ。
この手のものを使用するとき、多くの人は耳にイヤホンやヘッドホンを装着してから電源を入れるのではないかと思うが、そのときに「ボンッ」と耳の奥にキーンと響きが残るほどのドでかいノイズが出る。
しかも、電源オン時のデフォルト状態のボリュームがこれまたでかい。
キーンとした耳に大音量が始まるので、慌ててボリュームを落とさなければならない。
これは難聴に要注意だ。

そしてもうひとつ、どうしようもなく残念な点が。
本製品の特徴のひとつが、電源を iPod からもらうということで充電不要としているのだが、そのおかげで iPod のバッテリ消費が猛烈に早い。
私の iPod nano 4G は購入から3年経つのでバッテリが弱っているということもあるのだが、それでも普通の使用であれば6~7時間くらいは使用できる。
ところがこいつを使うと、iPod 満充電の状態で片道1時間半の出張に連れて行ったら、帰りの新幹線の途中でブツッと突然終了し、往復もたなかった。もちろん液晶のバックライトは消した状態である。
2次バッテリを持つ iBasso であれば、満充電状態でのスタートであれば、往復3時間くらいだとまだまだ半分以上の余力を残しているだけに、この差は大きい。
なにより、携帯型の製品でこれでは、製品そのもののコンセプトを崩してしまうだけに、ほんとに残念である。





では、恒例の私の偏見交じりの自己採点を。

性能;6点
音だけで言えば、9点か10点をつけたい。
けど、とにかくバッテリ性能がいただけない。
iPod から吸い尽くし過ぎである。
携帯性が生命線のポータブル製品の行動半径を狭めてしまうのはとにかく残念。
私が使用しているのが iPod なのでまだバッテリが切れても我慢できるが、これが iPhone だと、電話が使えなくなるわけなので、けっこう深刻な問題となる人も多いだろう。
ということで、バッテリ性能(をiPod から奪い過ぎ)の部分で大きく減点。

機能;4点
基本的な機能は可もなく不可もなくだが、スイッチングノイズとデフォルト時ボリュームの大きさでこれも大きく減点。
それがなければ7点くらいはつけたかった。

操作性;6点
本体側の操作ボタンは目で見なくても使いやすく、各ボタンの節度感もしっかりしていて使いやすい。
8点くらいはつけたいところ。
だが、コメントが重なるがスイッチングノイズとデフォルトボリュームの大きさで、耳の健康のために電源オンまではイヤホン装着を待たなければならない。
これが意外と煩わしくてイライラさせられる。

デザイン;8点
背面のプラスチック部におもちゃっぽさがあるものの、いちおう前面パネルにはアルミも使っていたりして、それなりに良いと思う。

コストパフォーマンス;7点
家電量販店で見つけることができなかったが、楽天市場上の Deff 直販サイトで6.980円。
私の iBasso が12,000円くらいだったので、それと比較すると相当いい。
ほんと、音は良いのにねえ...

総合;31点
いやいや、ほんとに残念。
スイッチングノイズは電源オンしてからイヤホンを耳に装着するという習慣にすれば回避可能なのだが、バッテリ性能はどうしようもないもんなあ。
たぶん、iPod 側が新品でも劇的な状況改善にはならないと思われる。
短時間の使用を繰り返し、かつ、iPod 側をまめに充電可能な環境にいられるという人であればこれはお勧めできるが、そうでなければ...
iPhone がどれほどのバッテリ性能か知らないが、電話に依存している性格の人だと、恐くて使えないだろう。
コンパクトさを選ぶかバッテリを選ぶか、どちらを選択するのも人それぞれだと思うが、もう少し実用的といえるくらいであれば、その選択の悩みも現実的になるだろう。

このレビューで使用されている商品はWillVii株式会社が運営するレビューサイト「みんぽす」 が無償で貸与しています。本レビュー掲載は無報酬です。また、WillViiは掲載内容に一切関与していません。(本情報開示と事実誤認時の修正を除く)レビュー商品無償貸し出しサービス 「モノフェローズ」に関する詳細はこちら
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アサヒドライゼロ 試飲レビュー [モノ]

私には珍しい2日連続の記事投稿。
長崎旅行記の途中ですが、またまた中断させていただきます。


 

先日、アンケートサイトのマイボイスコムというところから、小さな段ボール箱で荷物が送られてきた。 

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中を開けるとビールと思しき缶が二つ。
よく見ると、ビールテイストのノンアルコール飲料だ。

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Deff ポータブルヘッドホンアンプ Deep Bass DDA-i10RCBK レビューその1 ファーストインプレッション [モノ]

長崎旅行記の途中ですが、みんぽすさんから今年初の商品レビューの機会をいただいたので、その記事を。
本ブログは、今年も変わらず「やらせなし」、「ステルスマーケットでもなし」の健全レビューで、(私の個人的視点で)良い点も悪い点も書いていきます!!


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今回お借りしたのは、Deff の iPod/iPhone/iPad 用ポータブルヘッドホンアンプ、Deep Bass DDA-i10RCBK
黒地に赤がまぶしいパッケージは、なかなか期待させられる。





本製品の特長は、
- 世界最小サイズ
- 基本操作を手元で行なえるリモコン搭載
- 電源は iPod/iPhone/iPad から供給

スペックは、
最大出力レベル : 20mV + 20mV (32Ω, 1kHz)
周波数特性   :20Hz ~ 20kHz (-3dB)
全高調波歪率  :0.05%以下 (32Ω, 1kHz)
SN比       :95dB以上 (JIS-A)





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「世界最小」を謳うだけあって、たしかに小さい。





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前面パネルはヘアライン仕上げのアルミで高級感がある反面、中央の円内にあるスイッチ類や背面はプラスチックなので、どうしても全体の質感にチープさを感じる。
もったいないなあ。





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背面にはクリップがついていて、服等に固定することが可能。





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では、聴いてみますか。

上述しているが、iPod から電源が供給されるので、使用前に充電する必要がない。
(もちろん、iPod 側が充電済みであることが大前提だが)
音声のライン出力をダイレクトに取り出し、アンプで増幅する。

イヤホンは愛用しているオーディオテクニカの ATH-CKS90。
アンプの差を聴き分けるために、イヤホンを iPod 直接とアンプ経由とで抜き差ししながら聴く。

元々このイヤホンが重低音重視のためか、アンプを経由してもあまり低音域の差は感じない。
しかしながら、ボーカル域を中心に音がクリアになり、かつ、張りを持って響いてくる。

使い始めたばかりなのでまだあれこれ書けないが、第一印象としては悪くない。
いや、むしろけっこういいかも。

最近は国内出張に行く機会も増えてクルマ以外で iPod を使用する場面が多いので、これからしばらく聴き込んでいこうと思う。
もちろん、私のポータブルアンプ iBasso T3 Hj との比較もしながら。

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iPod nano 6G レビュー [モノ]

長崎旅行記の途中ではありますが、ここらで書いておかないとお蔵入りしそうなレビュー記事をひとつ。 


年が明けてから、うちのかみさんが iPod nano 6th Generation (8GBモデル)を新たに購入。
このモデルが発売されてから1年半近くなるので、今更レビューを書くのもちょっと外している気がしないではないが、ちょっと使わせてもらってけっこう良かったので、ここはやっぱり書かずにはいられない。

一般的に、競合製品である SONY の Walkman シリーズと比較すると、音の点では Walkman が優れていると言われている。
それでもかみさんに iPod を選ぶように仕向けたのは、管理用ソフトの iTunes の使い勝手がいいのと、私の持っている音楽資産と一元管理したかったから。

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この第6世代モデルからクリックホイールが廃止され、サイズもよりいっそうコンパクトに。
一辺が約40mm と、手のひらにすっぽりと余裕で包まれるほどのサイズ。




 

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タグ:Apple iPod iPod nano
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DELL Inspiron 620 MT - Direct Base レビュー [モノ]

今年のモノレビュー最初の記事は、自宅用に購入したパソコンの話。 

実はまだ昨年中の話...
うれしいことに、意外とネタを抱えてるのですよ。




これまでに使用していたものは約4年前に購入した同じく DELL のものだが、ここ1年くらいは反応が非常に鈍くなりストレスも大きかったし、ここ数ヶ月は妙なエラーメッセージが表示されることも増えた。
悪名高き Windows Vista のサポートが来年春に打ち切られることもあり、買い替えは必然となってしまった。
この状態で Windows7 への OS update はちょっと厳しそうなので。

で、いつものように DELL の直販サイトで購入。
DELL といえば直販パソコンのパイオニアとも言えるメーカで、CPUの種類にHDDやメモリの容量、その他本体を構成する諸々の部分を自分の好みや予算に応じてカスタマイズできるのが最大の売り、のはずだった。
ところが、今回のオーダーでは、本体に関わる仕様変更はまったくできず、選択の余地が残されていたのはマウスやキーボード、付属ソフト等のどうでもいいものばかり。
Intel Core i3 CPU, HDD 1TB, メモリ4GB という仕様に不満はないし、自分でカスタマイズしても似たような仕様にすると思うので問題はないのだが、恒久的な路線修正ということだと、この先積極的に DELL を選択する理由はなくなる。


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FUJIFILM FinePix Z950EXR レビューその2 お散歩カメラにはぴったり [モノ]

みんぽすさんからお借りしている FUJIFILM FinePix Z950EXR のレビューまとめ編です。

前回のファーストインプレッションでは、プレミアム EXR AUTO でのみ撮影をし、それなりに好印象だった。
まとめとなる今回は、設定をいじくって機能を確認しながら自分好みにしていこうと思う。

 

まずはズーム性能の確認。

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これはそのうち別記事で書くが、埼玉県某所の風景。

 

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スリムなボディながら光学5倍ズームでここまで寄ることができる。
ちなみに、35mm換算で 28-140mm。

 

比較のために私の GX100 も。

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GX100 の広角端は 24mm なのでこの時点で差が少しあるが、3倍の望遠端ではその差が歴然。
ズームの倍率が大きいと、やはり何かと便利な場面が多いだろう。

 

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プレミアム EXR AUTO のままで、けっこうどんな場面でも良い色で再現してくれるのがうれしい。

 

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こちらを撮影するとき、「ダイナミックレンジ優先」が自動的に選択されたので、ダイナミックレンジを手動で変更してみる。

 

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最もコントラストが強い「ダイナミックレンジ100%」。

 

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白飛びや黒つぶれを最も抑える「ダイナミックレンジ1600%」。
あまり差がわからない?

 

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こっちのほうがわかりやすいかも。
こちらはプレミアム EXR AUTO での「ダイナミックレンジ優先」。

 

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左がダイナミックレンジ100%、右がダイナミックレンジ1600%。
設定の「数字の大きさ」ほどの違いは感じないが、たしかにその差はあるようだ。
まあ、これは設定いじるほどのものでもないかな。

 

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続いてはフィルムシミュレーションを試してみる。
これは、発色や諧調の表現を変えて、フィルム写真のような味わいを出す機能。
これが元のプレミアム EXR AUTO での一枚。

 

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撮影モードをプログラムオートにし、「PROVIA / スタンダード」で撮影。
「スタンダード」とあるように、そもそもオートでの撮影だとこちらの設定のようで、ひとつ上の写真との差はまったく感じない。

 

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こちらは「Velvia / ビビッド」で撮影。
これはなかなかはっきりとした差が表れた。
発色がはっきり強くなっているのがわかる。

 

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こちらはプログラムオートで「PROVIA / スタンダード」。

 

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同じく「Velvia / ビビッド」。
「Velvia / ビビッド」は、やや派手に強調しすぎる感もあるが、表現のひとつとしておもしろいと思う。

 

 

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次は暗いところでの撮影。
プレミアム EXR AUTO は、当然のように「高感度低ノイズ」モードとなるが、ISOは自動で1600にセットされ、できた写真を見てみるとノイズがひどい!
縮小したこの写真ではよくわからないが、正直、とてもこれでは使えない。

 

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で、手動で EXR 「高感度低ノイズ」モードにし、ISO100 に固定すると、ノイズはなくなったもののこの暗さ。

 

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ISO 400 くらいで、なんとなく見た目と同じような明るさに。

 

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こちらもまずはプレミアム EXR AUTO 「高感度低ノイズ優先」が選択されての一枚。
やはりノイジーでちょっと見るに辛い。

 

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これを手動で EXR 「高感度低ノイズ優先」の ISO100 に設定すると、こんなことになってしまう。

 

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それを最大まで露出補正してもこの有様。

 

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あまり意味はないものの、比較対象のために ISO を最大の 3200 とすると、こんなことになってしまった。
もちろん、露出補正は標準に戻している。

いやあ、これはちょっと夜はまともに使えない。
露出が +/- の補正しかできないのだが、せめて長時間露光くらい手動でできるようにしてほしいもの。
そもそも、ISO の値を変更したらそれに応じてシャッタースピードを変えて同じような見た目の明るさにしてくれるものだと思うのだが。

 

では、いつものように、私の偏見まみれの自己採点を。

性能;6点
基本的に、プレミアム EXR AUTO モードのままで何も考えずに撮りたいものを撮って、けっこう良い写真になる。
発色も自然で、はっきり言って私の好み。
起動も早いしピントの合焦も早い。
しかし、とにかく夜がダメすぎる。
昼の部だけなら8点をつけるところだが、そこから2点減点。

 

機能;7点
最新のカメラらしく、基本的な機能は一通りついている。
今流行り(?)の顔認識も、個人を認識できたり、被写体の人が正面を向いたら撮影したり、セルフタイマーで人数がそろったら撮影したり、「ここまで賢いの?!」と感心した。
オートで使うことを大前提としている製品なだけに、自分で設定をいじれるところは非常に少ないのだが、もう少しあれこれいじらせてほしいと思った。

 

操作性;4点
これもまた厳しい点をつけてしまった...

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上の写真の左上に注目。                       私の指です。
レンズの位置がここなので、持ち方に注意しないと指がフレームに入ってしまう。

 

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大画面タッチパネル搭載はいいけど、右手の指の位置も注意しないと、「再生」ボタンや「個人認識設定」ボタンに触れてしまう。
そもそも、「個人認識設定」ボタンがこの位置に必要か?
もしかして私の持ち方が悪い?
こういうカメラは、上下左右のボディ外側をつまむようにして構えるのが普通なのかな?

 

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だとしても、別のところにも不満がある。
背面のタッチパネルが、とにかく反応が悪い、というか思ったように動いてくれない。
画像再生時にタッチして左右にすばやく動かすと前後の写真に変わるのだが、なかなか意図通りに動かない。
画面に表示されるボタンで操作しようにも、反応しなかったかと思えばワンタッチで2回のタッチと認識してしまったり。
基本的にあまり設定をいじることを考えていないためか、なにか設定を変更しようと思ったら、このタッチパネルをいじっていくしかないのだが、メニューの構成がわかりにくく、使い手のことをあまり考えていない気がする。
これらはかなり改善して欲しいところ。

デザイン;8点
スリムですっきり、いいんじゃないかと思う。
お借りしたのは白いボディだったが、マット調で高級感もある。

 

コストパフォーマンス;7点
大手家電量販店で20,000円前後。
発売後間もないということもあるが、製品ランク的には妥当なとこだろう。
年末商戦を過ぎれば、少し下がってきて値ごろ感が出てくるのではないかと思う。

 

総合;32点
微妙な点数になってしまったが、モノとしては悪くないと思う。
他の人に勧めることができるかできないかで言えば、できる側に入るのは間違いない。
なんといってもこの携帯性で、撮りたいものが目の前に現れたら、さっと取り出してさっと撮れる。
写真の色も見た目に近く私の好みだ。
気軽に持ち歩くお散歩カメラにはぴったりだと言える。
それだけに、暗いところでの撮影性能と背面タッチパネルの操作性が残念。
次のモデルではぜひとも改善してほしいところだ。

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G [モノ]

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私が9年近く愛用している仕事用の時計、カシオのG-Shock GW-300CFJ。

こいつの様子がおかしくなってきた。

 

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こいつの特徴は、ソーラーバッテリ & 電波時計(ただし日本国内2局のみ対応)。
上の写真で見ると、三つ目の真ん中のサークルが示しているバッテリ状態は "H"、つまりフル充電に近いことを示している。
しかしながら、なにか他の機能、例えばストップウォッチやアラームを使おうとすると、機能が制限された状態になる。
一番わかりやすいのは、キー操作をしたときに電子音が鳴らなくなる。
ちなみに、バックライトは3年くらい前からもう点灯しなくなっている。

これを買った当時は、ソーラー & 電波でこの先半永久的にずっと正確な時刻を刻みながら使えるものと思っていた。
時計本体はその名前に偽りなしの頑丈さであるし。
しかし、2次バッテリというのは、やはり消耗品で...
残念ながら、潮時のようである。

 

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東和電子 Olasonic TW-D7IP(W) レビュー その2 意外なところに実力はあるが... [モノ]

みんぽすさんからお借りしている iPod / iPhone 用スピーカー、東和電子 Olasonic TW-D7IP のレビューまとめ編です。

 

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レビューその1でも書いていた通り、本製品は Olasonic シリーズの iPod 向け仕様である。
当然のことながら、試聴ソースは iPod ということになる。

 

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ファーストインプレッションではなかなか好印象だった本機種だが、実は、聴きこんでいくほどにその好印象が薄れていって...
良く言えば部屋のどこでもリスニングポジションを選ばず聴きやすい、悪く言えば定位感に乏しく音全体がぼやけた印象。

 

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"BASS BOOST" を ON にすることで低音域がしっかりして全体に安定感が出てくるというのは前回書いていたが、逆に高音域の物足りなさが気になるようになってきた。

それでも、アデルとかノラ・ジョーンズとか、スモーキーなボーカルはドキッとするほどに良く響き、思わず聴き入ってしまう。
ギターとかピアノとかのアコースティックな楽器との相性もなかなかいいが、エレキ系になると騒々しい感じで落ち着かない。
このように、再生する曲によって印象がまったく変わってきてしまうのだが、本機種の価格帯からすれば、及第点でには達していると思う。

 

しかし、こいつの実力はこの程度ではなかった。

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私の愛用しているイヤホン、オーディオテクニカの ATH-CKS90 を接続し、ヘッドホンアンプとして試してみた。

これが大当たり。
私が普段使用しているヘッドホンアンプ iBasso の T3 Hj は、2010年夏期のピュアオーディオグランプリ金賞を受賞した逸品であるのだが、そいつがかすんでしまうほどの豊かな解像感というか音の厚みを感じさせてくれる。
ひとつひとつの音が生々しく、くっきりと粒が立つように聴こえてくる。
イヤホンで聴くときは、BASS BOOST なんて不要、むしろ、そんな補正なんてやらないほうがバランスがいい。
いやいや、このアンプ部、あなどれない。

本機種の DAC の性能の良さをまざまざと見せつけて、いや、聴かせてくれた。
そうしてみると、ボトルネックになってしまっているのは主役であるはずのこの卵型のスピーカーか。
そんな風に考えると、ちょっと残念に思ってしまった。

 

それでは、毎度恒例の私の偏見による自己採点を。

性能;8点
これまでのこのシリーズの製品は、PC用やTV用というものだったので、このスピーカーでもそれなりに聴こえていたということか。
オーディオフォーマットがソースになるといまひとつ物足りなさを感じて、そこまでなら6点くらいしかつけないところ。
しかしながら、本体のヘッドホンアンプとしての性能にはかなりのものがあり、それも考慮して少し得点アップ。

機能;6点
基本的に iPod の再生のみ。
ヘッドホンアンプとしての使用を機能というのかどうかというと、言わないんだろうなあ。
ということで、可もなく不可もなくな点数を。

操作性;2点
ここは厳しくいきたい。

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まず、リモコンは相変わらずのこの小ささで、とにかく各ボタンが押しづらい。
片手で操作しようとすると小ささのあまり不安定になり、なんどか両手を必要とする場面があった。
それに、iPod 用の製品でありながら、リモコンで iPod のメニュー操作ができない。
できるのは再生/停止とスキップのみ。
本体側には再生/停止ボタンも BASS BOOST のボタンもないし、なんだかどちらもが中途半端。
そのくせ FUNCTION ボタンは本体にもリモコンにもあって、どういう使い方をさせたいのか意味不明。
TV用の TW-D7OPT とリモコンをできるだけ共通にしてコストを下げたいのだろうが、こんな操作性ではストレスがたまるだけ。
もうひとつ不満なのは、再生中にそのまま電源を落としても、iPod 側が一時停止状態にならずひとり勝手に再生状態を維持する。
最初、それに気づかず iPod のバッテリが切れてしまった。
iPod のドックコネクタに接続して再生する機器はいろいろあるが、その多くが電源OFF 時に iPod が連動して一時停止状態となるような仕様になっている。
iPod は一時停止状態で一定時間が経過すると自動で電源が OFF になるので、この点は意外と気になったポイントだった。

デザイン;5点
まあ、これまでの同シリーズと評価も同じで。
好き嫌いがわかれるデザインだと思う。

コストパフォーマンス;6点
大手家電量販店で19,800円くらい。
iPod ドックスピーカーでは、価格相応といったところではないかと思う。
この価格と性能なら、不満に思う人はほとんどいないだろう。

総合;27点
本文にも書いたが、スピーカーとしてよりも、ヘッドホンアンプとして非常にすばらしい性能を感じた。
スピーカーもそこまで悪くはないと思うが、もっと高音域をきれいに鳴らしてくれれば、より魅力が増す製品となると思う。
それだけに、お粗末な操作性がもったいない。
これがせっかくの魅力を大きく削ぎ取ってしまっている。
家電製品のリモコンって、たしかに今は何でもリモコンがついているのでテーブルの上はリモコンだらけになって邪魔臭くなるもの。
だからといって、小さくすればいいのかというと、そういうものではないはず。
数ある iPod ドックスピーカー製品の中で、あえてこれを選ぶかというと...
いいところは目立たず、悪いところが目立ってしまったのがとても残念である。

このレビューで使用されている商品はWillVii株式会社が運営するレビューサイト「みんぽす」 が無償で貸与しています。本レビュー掲載は無報酬です。また、WillViiは掲載内容に一切関与していません。(本情報開示と事実誤認時の修正を除く)レビュー商品無償貸し出しサービス 「モノフェローズ」に関する詳細はこちら
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Olasonic iPhone/iPod用ドックスピーカーシステム TW-D7IP(W)

Olasonic iPhone/iPod用ドックスピーカーシステム TW-D7IP(W)

  • 出版社/メーカー: 東和電子
  • メディア: エレクトロニクス


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