次期愛車への道 プロローグ [クルマ]
私のクルマは今年の夏で車齢が10年となる。
私は気に入ったクルマを乗りつぶすまで乗りたいと思っているので、別に10年で区切りをつけるわけではないが、そろそろ次のクルマを具体的に考えておかなければと思っている。
「その日」はある日突然やってくるかもしれないので。
で、この先も1台のクルマに10年くらい乗ることを考えると、私が生涯で所有できるクルマは、あと2台か3台しかない。
なので、とことんこだわって気に入る1台を見つけたい。
ということで、新シリーズ「次期愛車への道」を企画します。
VANGUARD カメラ用三脚 ABEO Pro 283AB レビューその2 重量を取るか、可搬性を取るか... [モノ]
みんぽすさんからお借りしているカメラ用三脚、バンガード ABEO Pro 283AB のまとめ記事です。
今回お借りしたこの三脚、デジタル一眼1年生の私には本格的過ぎるものではあるのだが、そんなヘッポコにこそ手振れリスクを回避できる三脚は助けになるはず。
三脚本来の強さを発揮する場面を想像すれば、自ずとシーンは限られてくる。
やっぱり、暗いところでの風景と望遠だな。
キャリー用にこういうバッグがついているのだが、さすがに持ち歩くとなるとけっこうな重さを感じる。
1sec, F6.3, ISO100
まずは近所の公園の夜明け前。
それっぽい雰囲気にするために、ホワイトバランスのみちょっと調整。
お次は夜景を。
とある歩道橋の上からの風景。
13sec, F11, ISO100
10sec, F11, ISO100
続いてはその近くのタクシー乗り場付近。
10sec, F9, ISO100
いずれも三脚に固定するだけでなく、少しでもカメラがぶれる可能性を排除しようと、ミラーアップ + 2秒のセルフタイマーで撮影。
光条を際立たせるのとクルマのライトが大きく流れるように、かなり絞った側で。
なかなかいい雰囲気の写真になった。
2sec, F14, ISO1600
夜の観覧車のゴンドラ。
この日は 18-55mm のレンズしか持ち歩いていなかったので、最望遠側35mm換算88mm相当の画像をトリミング。
観覧車自体がゆっくり動いているので、ISO 感度を高くしてシャッタースピードは短めに。
後から思ったが、意図的に流してみてもおもしろかったかもしれない。
1/160sec, F6.3, ISO100
最後は、先週末のハーフムーンを望遠で。
400mm相当の最望遠側でさらにトリミング。
月はかなりの明るさなので、三脚がなくても手持ちで行けそうと思いつつも...
さすがにしっかりした造りなだけあって、どんなシチュエーションでもカメラはしっかり固定され、10sec以上のシャッタースピードでも景色はぶれることはなかった。
三脚ひとつで撮影できるものが大きく広がるのは間違いない。
ただ、難点はやっぱり大きくて重いんだよなあ。
このサイズのものを日常的に持ち運ぶのはそれなりの覚悟が必要である。
キャリーバッグが付属しているので肩からかければ持ち運びにくいということはないが、これとカメラを持って撮影場所まで歩きや電車で行くというのはなかなか苦労なこととなる。
(これを持っての移動にはクルマを使うことが前提なのだろう)
それに、この大きさ故、撮影時に無駄に目立ってしまう。
シチュエーションを正しく選ばないと、怪しい人として通報されてしまうんじゃないかと不安になる。
あとは室内での静物撮りにもいいだろう。
こんな感じで。
脚を思いきり開いて、センターポールを上に抜いて倒せば、こうしてアクロバチックに低い位置で固定することも可能。
では、恒例の私の偏見による採点を。
これまで本格的な三脚を使ったことがないので判断に困ったが、まあ、毎度ながら私個人の物差しの上でのことなのでご容赦を。
性能;9点
三脚としての基本性能は、必要にして十分。
このサイズであれば、当然ながらプロ向けの重いカメラでも何も不安はないだろう。
機能;10点
脚部、センターポール部、雲台、それぞれの可動個所が多く、低い位置から高い位置まで対応可能なポジションに自在にセットできる。
縦横それぞれの向き用の水準器もありがたいし、至れり尽くせり感がある。
操作性;6点
基本的な機能部分に使いづらい点はなく、全ての可動部がスムーズに動くし固定も簡単である。
ただ、可搬性という点でやはり私には重い。
それも広い意味で操作性のひとつと考え、この点数とした。
もっと軽く、小さく畳めたりして持ち運びが楽であれば、9点か10点とすると思うので、三脚としての基本的な操作性は文句なし。
デザイン;7点
マットブラックのボディは高級感がある。
地味になりがちな三脚という商品ではあるが、ところどころに入れられているオレンジ色がうまいアクセントとなっている。
ただ、この黒とオレンジの組み合わせって、タイガースファンには何となく抵抗があるんだよな...
コストパフォーマンス;5点
大手家電量販店で、45,000~50,000円くらいのよう。
何しろ発売されて間もないようなので、情報が少ない。
正直なところ、これが高いのか安いのか、この三脚くらいのグレードで妥当なのかどうかの判断がつかない。
ただ、入門用一眼レフカメラが買えるくらいの価格を三脚に出すというのは、個人的には安くはない気がする。
まあ、これくらいのレベルの三脚を求める人は、カメラももっと高いのを使うだろうと思われるので、それと比べれば妥当なのかもしれない。
総合;37点
間違いなく見る目がある人が評価すれば、もっと高い点数になるであろうと思われる。
私のような初心者が扱うには、まさしく「猫に小判」、「豚に真珠」に近い状態であり、持て余してしまった感がある。
大きく重い一眼を固定しようと思ったら、それなりの重さに耐えられることが必要になる。
しかしながら、その安定性は可搬性とトレードオフの関係にあり、私の中で必要とする妥協点は、もっと軽い側にあるのは間違いない。
三脚は常時必要となるものではないが、何かのときに突然、使いたい場面に遭遇するので、そういう点からもバッグに常時入れとけるくらいのものというのが理想だ。
私もいずれひとつくらいちゃんとしたものが欲しい。
今回のレビューは、本製品そのものの評価以外に、自分の必要とするレベルも知ることができたので、非常に意義深い有益なものとなった。
突然の知らせ [雑]
ある平日の昼休み時間中のこと。
携帯電話の着信を知らせるバイブレーションが。
自慢ではないが、私の携帯電話に着信があるのは月に1回以下、それも外出先でかみさんと別行動をしたときの連絡用くらいでしかない。
予期せぬときの着信だったので、自分に近い人に緊急かつ深刻な事態が発生したと覚悟した。
JAL SKY SUITE 777 体験会 その6 整備工場内の JAL SKY SUITE 777 [工場見学へ行こう!]
今回の記事は、アフィリエイトサービスを提供している "リンクシェア" さんを通じて招待いただいた、JAL SKY SUITE 777 体験会のレポートです。
1月9日から成田-ロンドン線に就航する新しい機材の初号機の機内を紹介させていただきます。
JAL の通常の整備工場見学イベントでは、ブログ等のWeb上への写真の投稿は許可されていないとのことですが、今回のイベントのレポート記事では特別に許可いただいております。
実は ANA 派の私ですが、だからこその贔屓目なしの視点でレポートしていきます。
JAL SKY SUITE 777 体験会レポート、その6。
最新機材が名残り惜しいが、予定時間になったので機外へ。
JAL SKY SUITE 777 体験会 その5 ファーストクラス「JAL SUITE」 [工場見学へ行こう!]
今回の記事は、アフィリエイトサービスを提供している "リンクシェア" さんを通じて招待いただいた、JAL SKY SUITE 777 体験会のレポートです。
1月9日から成田-ロンドン線に就航する新しい機材の初号機の機内を紹介させていただきます。
JAL の通常の整備工場見学イベントでは、ブログ等のWeb上への写真の投稿は許可されていないとのことですが、今回のイベントのレポート記事では特別に許可いただいております。
実は ANA 派の私ですが、だからこその贔屓目なしの視点でレポートしていきます。
JAL SKY SUITE 777 体験会レポート、その5。
新しい JAL 国際線機材紹介のトリを飾るのは、もちろんファーストクラス。
"JAL SUITE" というサブネームが与えられている。
私自身、ANA どころか他社も含めて国際線のファーストクラスを利用したことは一度もないので、今回はどことも比較対象はなく、絶対的な感想となる。
JAL SKY SUITE 777 体験会 その4 ビジネスクラス「SKY SUITE」 [工場見学へ行こう!]
昨日、羽田 ANA ラウンジからのリアルタイム記事を書きましたが、既に目的の用は済ませ自宅に戻ってきました。
そちらもブログに書ける範囲で記事にしていこうと思いますが、まずは、年末に書き残している JAL 関係の記事を、初就航前に書き終えねば...
今回の記事は、アフィリエイトサービスを提供している "リンクシェア" さんを通じて招待いただいた、JAL SKY SUITE 777 体験会のレポートです。
1月9日から成田-ロンドン線に就航する新しい機材の初号機の機内を紹介させていただきます。
JAL の通常の整備工場見学イベントでは、ブログ等のWeb上への写真の投稿は許可されていないとのことですが、今回のイベントのレポート記事では特別に許可いただいております。
実は ANA 派の私ですが、だからこその贔屓目なしの視点でレポートしていきます。
JAL SKY SUITE 777 体験会レポート、その4。
いよいよビジネスクラスエリアへ。
今回の新プロダクト名と同じ "SKY SUITE" というサブネームが与えられているだけに、JAL が最も力を入れて開発したのがこのビジネスクラスだと思われる。
今回の説明員の一人として開発側から参加されていた方がビジネスクラスの開発エンジニアということも、このクラスを最もアピールしたいからこそだろう。
実際、収益に最も貢献するクラスだろうし。
そのビジネスクラスは、個室感を強くするための高いパーテイションのために、写真に収めた姿はあまり美しくなく、一目で良さをお伝えできない私の腕が残念だ。
参加者の誰かが、「漫画喫茶みたいだ」とつぶやいていたが、なるほど、言い得て妙である。